ウィンドウを動かしただけでリサイズされ、うっとうしい場合は「設定」→「システム」→「マルチタスク」で「ウィンドウのスナップ」をオフにしてみよう。オフにせず、サイズ変更条件の変更を、ある程度設定することも可能だ。併せて、文字サイズや鮮明度を調整する方法も解説する。
パソコン操作術
ウィンドウを動かしただけでリサイズされ、うっとうしい!
これはWindows10標準のマルチタスク機能の一つで、「スナップ機能」といいます。標準でオンになっており、ウィンドウをドラッグしてデスクトップの上辺にマウスカーソルを当てると全画面、左右の辺は1/2の画面、角に当てると1/4の画面サイズに自動的に変更されます。
慣れないとうっとうしいので、設定でオフにすることが可能です。「設定」→「システム」→「マルチタスク」で「ウィンドウのスナップ」をオフにしましょう。オフにせず、サイズ変更条件の変更を、ある程度設定することも可能です。
●スナップ機能は慣れないと使いにくい
スナップ機能は、慣れないと使いにくい。
ウィンドウを角に当てると1/4の画面になってしまう
マルチタスクの設定で、オフにしてしまうのが手っ取り早い。
◆解説/福多利夫(フリーライター)
パソコン設定
パソコン画面の文字サイズが小さくて読みづらい
文字が小さいと、目が疲れるだけでなく、誤読などの作業ミスにもつながります。ディスプレイの表示倍率を上げて見やすくする方法もありますが、今度は表示できる情報量が減ってしまいます。そこでおすすめなのが、文字だけを大きくする方法です。
Windows10では、「設定」の「簡単操作」→「ディスプレイ」から文字サイズを大きくできます。メニューの文字やアイコン名などはもちろん、アプリ上の文字も大きくなります。ただし、一部の画面上の表記などは固有の文字サイズのまま変わりません。
一方、文字サイズはそのままに、読みやすさを改善できるのが「ClearType(クリアタイプ)テキスト」という機能。サンプルを選ぶだけで鮮明な文字に調整できます。文字の読みづらさにイライラしている人は、ぜひ活用しましょう。
●文字サイズや鮮明度を調整する
「設定」→「簡単操作」→「ディスプレイ」の「文字を大きくする」のスライダーでサイズを調整し、「適用」をクリックすると、文字の表示サイズが大きくなる。
鮮明度は「設定」→「個人用設定」→「フォント」の「関連設定」から「ClearTypeテキストの調整」の「ClearTypeを有効にする」にチェックを入れると、調整できる。
◆解説/宮下由多加(ITライター)