今回は2021年5月末に発売された、新型iPad Proについてご紹介します。タブレットPCの代名詞的な存在となっているAppleのiPad。中でも、最上位モデルにあたるiPad Proに注目が集まっています。これまでのiPadシリーズには、モバイルデバイス向けのチップセットが搭載されていましたが、2021年5月末に発売された最新モデルでは、MacBookやiMacなどのPCと同じM1チップセットが搭載されたのです。ここでは、その実力について詳しくご紹介します。

M1チップセットを搭載したiPad Pro

M1チップセットが登場したのは2020年末。MacBookシリーズにはじめて搭載されて、その性能とコスパの高さが大きな話題になりました。

画像: iPad Proについて解説していきます www.apple.com

iPad Proについて解説していきます

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そんなM1チップセットが搭載されたiPad Proはどのように進化したのでしょう。

外観には大きな変化はなく、性能面のアップデート

今回発売されたiPad Proは、12.9インチと11インチの2種類。いずれも2020年モデルと外観に大きな違いはありません。2018年モデルから続く、角張ったデザインをそのまま継承しています。カメラのレイアウトも2020年モデルと同様なので、一見しただけでは見分けることは難しいでしょう。

この点は、2020年末に発売されたMacBookシリーズと同様で、基本的なデザインはそのままにM1チップセットを搭載することで性能面をアップデートしたという形になります。

どのくらい性能は向上したのか

もともとiPad Proはシリーズのフラッグシップだけあって、タブレットとしては非常に高い性能を誇りました。2020年モデルに搭載されているA12Z Bionicの性能も非常に高く、一般的なモバイルPCを越える処理能力を誇ります。実際に2020年モデルを使用する上で、処理能力などの面で不満を感じることはほとんどありませんでした。発売から1年以上が経過した現在においても、同様であらゆるアプリを快適に使用できます。

2021年モデルでは、そんな2020年モデルよりもCPUで50%、GPUで40%の性能が向上したとされています。実際に発売直後から多くのメディアで発表されているベンチマークでもより高いスコアをマークしていました。

つまり、ただでさえ優秀なiPad Proがさらに進化したことは間違いないでしょう。



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