アクションカメラに求められる条件は大まかにいって、小型・軽量であること。対衝撃性、防塵・防滴仕様、さらに、ワイド系のレンズの搭載も必須といえる。撮影面では、強力なブレ補正機能も欠かせない要素。そして画質。4K30pへの対応などもしっかりチェックしたい。

最近は日常シーンの撮影にも使われる

アクションカメラといえば、その名のとおり、アクション系のエクストリームスポーツを撮影するためのツールというイメージだが、昨今は、「YouTube」などで動画ブログを公開する人も増えており、日常的なシーンの撮影にも使われるようになっている。画質や使い勝手もよくなっていて、幅広い層に人気が出ている。

画像: もともとはスポーツシーンの撮影で活躍

もともとはスポーツシーンの撮影で活躍

では、アクションカメラに求められる条件とは何か。大まかにいって、以下のものになるだろう。

まず、ボディは小型・軽量であること。体に装着するにしろ、手で持つにしろ、カメラであることをあまり意識させないサイズ感が重要だ。また、さまざまな撮影シーンに対応できる対衝撃性防塵・防滴仕様も、当然求められる。

さらに、ワイド系のレンズの搭載も必須といえる。広角であれば、周りの状況もしっかり写し込め、被写界深度も深いので、さまざまな場所にピントが合いやすい。

撮影面では、強力なブレ補正機能も欠かせない要素。特に最近は電子式のブレ補正の進化が目覚ましく、本来なら映像が乱れるような状況でも、まったく気にならないレベルにまでに補正して、スムーズな動画を記録する。

そして、忘れていけないのが画質。4k30pへの対応など、解像度やフレームレートのスペックもしっかりチェックしたい。

製品選びはここに注目!

画像1: 【最新アクションカメラのおすすめ3選】選び方のポイントを指南!日常からアウトドアまで用途は無限大

被写体の周辺の状況も画面に入れやすく、かつダイナミックな絵が作りやすいワイドレンズがアクションカメラのデフォルトだ。

画像2: 【最新アクションカメラのおすすめ3選】選び方のポイントを指南!日常からアウトドアまで用途は無限大

ブレ補正の進化には目をみはるものがある。カメラが激しく揺れるような状況でも映像では気にならないレベルに補正する。

画像3: 【最新アクションカメラのおすすめ3選】選び方のポイントを指南!日常からアウトドアまで用途は無限大

筐体の大きさや製品コンセプトなどにもよるが、4K30pの記録画質は今や当たり前。それ以上の画質で撮影できる製品も少なくない。

画像4: 【最新アクションカメラのおすすめ3選】選び方のポイントを指南!日常からアウトドアまで用途は無限大

衣服などにカメラを装着するためのアタッチメントなどが充実しているかどうかも重要。積極的に活用すればこれまでにない映像が得られる。

ここからは、注目したい3タイプのアクションカメラをレポートしていこう。

GoPro
HERO9 Black

2020年9月に発売されたGoPro最新モデル。5K解像度に対応し、手ブレ補正も強化。先代に比べサイズが一まわり大型化され、バッテリー駆動時間も最大30%アップ。交換式レンズも利用できる。
実売価格例:6万4900円

画像: ●動画/5K30p、4K60p●レンズ/16㎜相当(35ミリ判換算・推定値)●サイズ/幅71.0㎜×高さ55.0㎜×奥行き33.6㎜●重量/158g

●動画/5K30p、4K60p●レンズ/16㎜相当(35ミリ判換算・推定値)●サイズ/幅71.0㎜×高さ55.0㎜×奥行き33.6㎜●重量/158g

画像: 本体の大型化に合わせて2.27型にサイズアップした背面のタッチスクリーン。直感的な操作が可能。

本体の大型化に合わせて2.27型にサイズアップした背面のタッチスクリーン。直感的な操作が可能。

撮影者の目線を映像化するウエアラブルカメラ。強力なブレ補正によって滑らかな映像が残せる

アクションカメラの雄といえば、GoProであることに異を唱える人はいないだろう。

四角く小さくウエラブルなボディ、必要最小限のボタン、豊富なアタッチメントなど、アクションカメラの定石はこのGoProが作ったといってもいい。エクストリームスポーツの世界では、GoProで撮影した映像の独壇場だ。

本機はその最新バージョン。先代のHERO8 Blackに対し、動画解像度は4K60pに加えて5K30pに、静止画解像度は1200万画素から2000万画素へとアップ。ボディ前面のステータススクリーンは、画像の表示が可能な1.4型カラー液晶モニターとなった。

電子ブレ補正は、より強力なHyperSmooth3.0にブラッシュアップ。ロードバイクのヘルメットに装着して撮影した今回の撮影でも、非常に滑らかで安定した映像を記録。解像感の高さや、前面のカラーモニターによる操作性の向上など、さらに磨きがかかった一台に仕上がっている。

画像: ロードバイク用ヘルメットに装着 今回の撮影では粘着性ベースマウントを使ってロードバイク用ヘルメットにHERO9 Blackを装着。

ロードバイク用ヘルメットに装着
今回の撮影では粘着性ベースマウントを使ってロードバイク用ヘルメットにHERO9 Blackを装着。

4K30pで撮影。ブレはよく抑えられ、静止画に切り出しても解像感は十分。

画像1: GoPro HERO9 Black
画像2: GoPro HERO9 Black
画像3: GoPro HERO9 Black
画像4: GoPro HERO9 Black

DJI
DJI Pocket 2

シャツの胸ポケットに収まる細身のボディに、3軸ジンバルを介してカメラを装着した撮影ツール。撮像センサーは6400万画素の1/1.7型CMOSで、動画の最高記録画質は4K60p。被写体を正確に捕捉するActive Track 3.0を搭載。
実売価格例:4万9500円

画像: ●動画/4K60p●レンズ/20㎜相当(35ミリ判換算)●サイズ/高さ124.7㎜×幅38.1㎜×奥行き30㎜●重量/117g

●動画/4K60p●レンズ/20㎜相当(35ミリ判換算)●サイズ/高さ124.7㎜×幅38.1㎜×奥行き30㎜●重量/117g

画像: スマートフォンと接続して撮影操作が可能。本体のモニターに比べて大きな画面で楽々操作できる。

スマートフォンと接続して撮影操作が可能。本体のモニターに比べて大きな画面で楽々操作できる。

片手で素早く動画を記録できるジンバルカメラ。動く被写体を自動追尾してフレーム内に収める

2019年に発売された初代「OZMO Pocket」の2世代目となるモデル。基本的な構造に変更はなく、液晶モニターを搭載する細身のボディの先に、3軸ジンバルを介してカメラが載る。

このスタイルは実際に使ってみるととても持ちやすく、理にかなったもの。しかもスマートフォンを横に装着して、ムービーカム代わりに使えるのもユニークだ。

本機では、より階調再現性や高感度特性に優れた1/1.7型CMOSイメージセンサーを採用。動画の最高画質は4K60p記録だが、静止画は6400万画素としているのも注目点だ。

ドローンで培った技術である「ActiveTrack」も、3.0にバージョンアップ。今回の撮影でも、スムーズにペットの動きに追従しながら撮影できた。

アクセサリーが充実しているのもポイント。ワイヤレスマイクや広角レンズ、専用ミニ三脚などを用意しており、さまざまな撮影シーンに対応可能。お得なコンボセットでの販売もある。

画像: ジンバルでペットの動きに追従 ActiveTrackでペットを撮影。このように低いアングルでも片手で無理なく動画撮影ができる。

ジンバルでペットの動きに追従
ActiveTrackでペットを撮影。このように低いアングルでも片手で無理なく動画撮影ができる。

ペットがフレームから外れないようにカメラが向きを変えながら撮影する。

画像1: DJI DJI Pocket 2
画像2: DJI DJI Pocket 2
画像3: DJI DJI Pocket 2
画像4: DJI DJI Pocket 2

Insta360
Insta360 GO2

26.5グラムの超小型ボディに防塵・防滴構造と電子式ブレ補正を搭載。レンズはフルサイズ判換算で11.24ミリ相当と超ワイド。IPX8の防水仕様で、海や川、プールなどでの水中撮影にも対応。
実売価格例:3万6300円

画像: ●動画/2560ドット×1440ドット50fps, 30fps●レンズ/11.24㎜相当(35ミリ判換算)●サイズ/長さ52.9㎜×幅23.6㎜×奥行き20.7㎜●重量/26.5g

●動画/2560ドット×1440ドット50fps, 30fps●レンズ/11.24㎜相当(35ミリ判換算)●サイズ/長さ52.9㎜×幅23.6㎜×奥行き20.7㎜●重量/26.5g

画像: リモコン、三脚、充電器を兼ねるケースに本体を装着した状態。このまま長時間撮影することができる。

リモコン、三脚、充電器を兼ねるケースに本体を装着した状態。このまま長時間撮影することができる。

気軽に身につけられる親指サイズのビデオカメラ。ブレ補正と水平維持機能でスムーズな映像を記録

親指サイズのアクションカメラ「Insta360 GO2」の注目はケースだ。いきなりケース?と思うかもしれないが、実は、このケースがコントローラー(リモコン)、三脚、充電器を兼ねる。

ケースにはディスプレイも備わっており、カメラの設定状態なども確認可能。先代機ではスマートフォンに接続しなければカメラの状態がわからなかったので、とても使いやすくなった。

充電器としても秀逸で、バッテリーを内蔵し、本体を3回フル充電することが可能。このケースに本体を入れて、最大150分の長時間撮影もできる。

ブレ補正も注目で、より強力にブレを抑えられるほか、画面の水平を保つ機能も搭載。超軽量なカメラゆえ、持っている(装着している)ことを忘れてラフに撮影してしまうこともあるが、そんな場合でも安定した映像を残せる。 

磁気ペンダントやクリップ、粘着性のマウントなど、付属アクセサリーでさまざまな場所に取り付けて撮影できるのも魅力。

画像: 服の上にカメラをマウントして撮影 付属するペンダント型の磁気ストラップを首にかけて、服の上にカメラを固定することができる。

服の上にカメラをマウントして撮影
付属するペンダント型の磁気ストラップを首にかけて、服の上にカメラを固定することができる。

付属する簡易クリップを介してシャツのポケットに装着。狭い路地を歩いてみた。

画像1: Insta360 Insta360 GO2
画像2: Insta360 Insta360 GO2
画像3: Insta360 Insta360 GO2
画像4: Insta360 Insta360 GO2

※価格は記事作成時のものです。

■解説・撮影/大浦タケシ(フォトグラファー)

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