今回試用したアップル「12.9インチ iPad Pro」は、メモリーが16Gバイト、ストレージが1Tバイトのモデル。従来のAシリーズチップ採用機とは別次元の俊敏さで、あらゆるアプリが動作する。性能面は、間違いなくタブレットでNo.1。4K動画編集など高負荷な作業をタブレットでやりたい人には最適な一台。

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アップル「12.9インチ iPad Pro」

実売価格例:12万9800円(128GB・Wi-Fiモデル)~

●プロフィール
12.9型ディスプレイを備えたタブレット端末で、CPUには8コア動作のM1チップを採用。最上位機では16Gバイトのメモリーのほか、2Tバイトのストレージを備えるなど、ハイエンドパソコンに匹敵する高性能を実現した。

画像: 1万個のミニLEDを利用したディスプレイは、輝度もコントラストも抜群。ベゼルは広めだが、そのぶん手でホールドしやすい。

1万個のミニLEDを利用したディスプレイは、輝度もコントラストも抜群。ベゼルは広めだが、そのぶん手でホールドしやすい。

SPEC
(使用モデル)
●容量/1TB●チップ/Apple M1チップ●メモリー/16GB●ディスプレイ解像度/2732ドット×2048ドット●カメラ画素数/広角:1200万、超広角:1000万、TrueDepthカメラ:1200万●サイズ/幅214.9㎜×高さ280.6㎜×奥行き6.4㎜●重量/682g(Wi-Fi)、684g(Wi-Fi+Cellular)●電源/40.88Whリチウムポリマーバッテリー

広角カメラと距離センサーを搭載

画像: 120万画素の広角カメラと100万画素の超広角カメラに加え、「LiDARスキャナ」を搭載。光で距離を測定し、より正確なフォーカスを行う。

120万画素の広角カメラと100万画素の超広角カメラに加え、「LiDARスキャナ」を搭載。光で距離を測定し、より正確なフォーカスを行う。

従来とは別次元の俊敏さでアプリが動作

「タブレット端末」とくくるのにためらってしまうモンスター級マシン、それがアップルの「12.9インチ iPad Pro」だ。

基本スペックに妥協がなく、CPUには同社独自の「M1チップ」を搭載。四つの高性能コアと四つの高効率コアの全8コアを備え、MacBookやiMacといった最新のMacパソコンにも採用されているだけあって、処理性能は非常に高い。

今回、試用したのはメモリーが16Gバイト、ストレージが1Tバイトのモデルだが、従来のAシリーズチップ採用機とは別次元の俊敏さで、あらゆるアプリが動作する。

例えば、高負荷な4K動画の編集でもストレスを感じさせない。前モデルより処理速度は最大50%、描画性能も最大40%の高速化を果たしたという、うたい文句どおりのパワーを実感できるはずだ。

黒がよく締まった映像美を実現

一方、ディスプレイ品質も美しい。1万個にも及ぶミニLEDを備えることで、輝度1000ニト、コントラスト比100万対1というプロ向けの高性能ディスプレイにも引けを取らない映像美を実現。従来モデルのIPSディスプレイと比べると明らかに黒の締まりがよく、写真や動画の臨場感もまったくもって申し分ない。

性能面は盤石といっていい完成度だが、明らかにユーザーを選ぶサイズ感には注意が必要だ。

本体は重量684グラム(セルラーモデル)、さらに純正キーボードを装着すると実測で1374グラムと、13インチMacBook Proの1.4キロとほぼ変わらない。用途によってはMacBookのほうが使い勝手がいい場合も多いだろうし、購入前には具体的な利用シーンを明確にすべきだろう。

別売キーボード装着でノートパソコンに

画像: 別売キーボードを使えばノートパソコン感覚で使える。画面の角度は無段階で調節可能。別売のスタイラスペン、Apple Pencilにも対応。

別売キーボードを使えばノートパソコン感覚で使える。画面の角度は無段階で調節可能。別売のスタイラスペン、Apple Pencilにも対応。

おすすめ度…A

M1チップの搭載で処理性能はとても優秀だが、意外な重量感には要注意

ココが〇

性能面は、間違いなくタブレットでNo.1。4K動画の編集など、高負荷な作業をタブレットでこなしたい人には最適な一台だ。

ココが✖️

文句なしの高性能を誇るが、そのぶん重量もヘビー級。ブラウジングや動画鑑賞など、一般的な用途では持て余すかもしれない。

※文中の「オススメ度」は、「A+」から「C−」までの9段階評価になっています。

※価格は記事作成時のものです。
●解説/篠原義夫 (ガジェットライター)

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