一般的なのは、+端子と-端子が一組みのシングルワイヤリングですが、それをH=高音用とL=低音用に分けた「バイワイヤリング」対応スピーカーが増えています。二組みのスピーカーケーブルが必要になりますが、ワンランク上の機器になったようなクオリティアップぶりに感動するはずです。

バイワイヤリング端子のつなぎ方ってどうやるの?

バイワイヤリング(または、バイワイヤー)」は、スピーカーの端子の仕組みを表しています。

一般的なのは、「+」端子と「-」端子が一組みのシングルワイヤリングですが、それをH(High=高音用)とL(Low=低音用)とに分けたバイワイヤリング対応スピーカーが増えています。

なぜ二組みあるのかというと、ウーハーとツイーターの結線を別々にしたほうが、互いの干渉がなく、音がよくなるからです。

バイワイヤリング端子は、普通のシングル接続にも対応しています。端子部を見ると、H側とL側をジャンパー線で結んであるのがわかります。このままの状態で、そのどちらかの端子にケーブルをつなげば、シングル接続になるのです。

シングルワイヤリング接続をするときは、ジャンパー線をつけたまま

画像: ▲High側接続

▲High側接続

画像: ▲Low側接続

▲Low側接続

シングル接続ではつなぎ方によって音が変わる
一組みのケーブルでつなぐ通常のシングルワイヤリング接続をする場合、どちらにつなぐかで音質が変わるので、実際に試してみよう。

そして、バイワイヤリング接続をするときは、このジャンパー線を外します。これでH側とL側とがセパレートされ、内部のツイーターやウーハー回路(ネットワークといいます)から直結でアンプへと結線ができるわけです。

接続には、二組みのスピーカーケーブルを使います

一方、アンプ側のスピーカー端子は、「+」と「-」が一組みのタイプが主流ですが、バイワイヤリング対応とうたったモデルもあります。こちらは「+」と「-」の端子が二組みあるのですが、H用、L用というわけではなく、内部ではつながっています。

端子が一組みのアンプを使う場合は、一つの端子に2本のケーブルを結ぶため、作業がめんどうですが、対応アンプなら、それぞれ単独に接続できます。

バイワイヤリングでつなぐときは、ジャンパー線を外して四つの端子を使う

画像: バイワイヤリング端子のつなぎ方ってどうやるの?
画像: ▲アンプ

▲アンプ

画像: ▲スピーカー

▲スピーカー

バイワイヤリング端子のつなぎ方
四つの端子を使うのがバイワイヤリング接続だ。スピーカーのジャンパー線を外し、二組みのケーブルを使ってアンプと接続する。

いずれにしても二組みのスピーカーケーブルが必要になりますが、バイワイヤリングの濁りのない活力に富むサウンドを一度聴いたら元には戻れません。ワンランク上の機器になったようなクオリティアップぶりに感動するはずです。

アンプやプレーヤーを置く位置関係ってどうすればいい?

まず、ラックを置く場合、その水平出しが大切で、床自体がしっかりとした平面であるかを確認しましょう。レコードプレーヤーを載せる際には、特に重要で、水準器などを使うのもおすすめです。

アンプは重たいので、ラックの下段に置きたくなりますが、操作がしづらくなる場合もあるので、注意したいところです。

また、スペースの関係で、アンプとCDプレーヤーを重ね置きしたいケースもあるでしょうが、できるだけ、両者は横に並べてセットしましょう。

やむをえず、アンプの上にCDプレーヤーを載せる際は、アンプの放熱を妨げないよう、インシュレーターなどを敷いて、すき間を保つことが肝心です。

レコードプレーヤーの場合は、レコードをセットするために上方に空間が必要なので、天板や専用のボード上にセットします。また、アンプと横に並べて置く場合は、レコードプレーヤーを右側にしたほうがアーム操作が楽です。

「右手でアーム、左手でアンプのボリューム操作」。これが、アナログの作法です。

横に並べて設置したい

画像: アンプやプレーヤーを置く位置関係ってどうすればいい?

スペースを考えると、アンプとプレーヤーは重ねて置きたくなるが、音質のことを考えて、水平な場所に並べて設置しよう。

アンプとプレーヤーは、どうやって接続するの?

アンプとCDプレーヤーを接続する際には、RCAと呼ばれるケーブルを使います。一般的には、赤と白で色分けされたケーブルです。

その接続方法ですが、アンプの背面を見ると、「CD」「TUNER」「AUX」「PHONO」などの接続端子がありますね。

CDプレーヤーを接続する場合は、CDプレーヤー背面のアナログ出力端子と、アンプの「CD」端子をケーブルでつなぎます。このとき、左/右(L/R)のケーブルを差し間違えないように気をつけましょう。右(R)が赤です。

また、絶対に間違えてはいけないのが、「PHONO」端子の使い方です。これは、超微弱な音を扱うレコードプレーヤーをつなぐための専用端子で、アース端子付きになっています。CDやチューナーなどの信号レベルの大きな機器を接続してはいけません。

CDプレーヤー側

画像1: アンプとプレーヤーは、どうやって接続するの?

プレーヤーのアナログ出力端子にRCAケーブルを接続。アンプの入力端子とつなぐ。左/右(L/R)を間違えないようにしたい。

アンプ側

画像2: アンプとプレーヤーは、どうやって接続するの?

アンプの入力端子部には表示があるので、CDプレーヤーは「CD」端子に、チューナーは「TUNER」端子というように、それぞれ接続しよう。

■解説/林正儀 (AV評論家)

[別記事:【レコードプレーヤー入門】セッティングから再生方法までわかりやすくレポート→

画像: この記事は『大人のオーディオ大百科2021』(マキノ出版)に掲載されています。 www.amazon.co.jp

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