Wi-Fiルーターでは、電波を飛ばすアンテナは非常に重要。大きく「外付け」と「内蔵」に分けられるが、基本的に両者の性能に違いはない。ただし、使い勝手で大きな違いがあるので注意が必要だ。
アンテナを開くとかさばる外付けタイプに比べ、内蔵タイプは筐体がコンパクトで設置場所を選ばない点も見逃せないポイント。
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アンテナが外付けか内蔵かにも注目しよう
Wi-Fiルーターでは、電波を飛ばすアンテナは非常に重要。大きく「外付け」と「内蔵」に分けられるが、基本的に両者の性能に違いはない。ただし、使い勝手で大きな違いがあるので注意が必要だ。
例えば、外部アンテナは角度を変えて電波を飛ばす向きを調節可能。一方、内蔵アンテナは全方位に電波が均一に飛ぶように最適化されているため、特定の向きに電波を飛ばすことはできない。ただし、これは裏を返せばアンテナの向きを気にしなくてもいいわけで、煩わしい設置作業を嫌うビギナーなどには、むしろねらい目といえるだろう。
また、アンテナを開くとかさばる外付けタイプに比べ、内蔵タイプは筐体がコンパクトで設置場所を選ばない点も見逃せないポイント。したがって、アンテナ方式を選ぶ際は、電波の向きを調整する必要性や設置のしやすさも考慮したうえで選ぶといいだろう。
●アンテナのタイプで使い勝手に違い
原則としてアンテナのタイプで性能が変わるわけではないが、電波を飛ばせる向きや設置のしやすさは異なってくる。
●外付けタイプ
●内蔵タイプ
■解説/篠原義夫(ガジェットライター)
※この記事は『今すぐつながる!Wi-Fi完全マスター塾』(マキノ出版)に掲載されています。