〈ニコン Zfcのレンズ選び〉人気ミラーレスカメラ「ニコン Z fc」の魅力を引き出せるベストマッチレンズはこれだ!

レビュー

2021年7月に発売された「ニコン Z fc」は、デザイン要素にフィルムMF一眼レフカメラ「FM2」の要素を取り入れた、ニコンDXフォーマット(APS-Cサイズ)のミラーレスカメラです。1982年発売のFM2は、長年愛された人気モデルでした。そして、「Z fc」も発売から1年半近く経った今でも、多くの人が注目している人気モデルです。このMF一眼レフライクな軽快ミラーレスカメラに、どんな交換レンズを選んで使用するか?それによって、このカメラの魅力や特色も変わってくるでしょう。そこで今回は、現在発売されている3種類の「Z fc」商品をベースに"ベストマッチな2本の交換レンズ"を選んでみたいと思います。
(※参考価格は、原稿執筆時のものです)

執筆者のプロフィール

吉森信哉(よしもり・しんや)

広島県庄原市生まれ。地元の県立高校卒業後、上京して東京写真専門学校(現・東京ビジュアルアーツ)に入学。卒業後は専門学校時代の仲間と渋谷に自主ギャラリーを開設し、作品の創作と発表活動を行う。カメラメーカー系ギャラリーでも個展を開催。1990年より、カメラ誌などで、撮影・執筆活動を開始。ライフワークは、暮らしの中の花景色、奈良大和路、など。公益社団法人 日本写真家協会会員。カメラグランプリ2023選考委員。

「ニコン Z fc」の概要と仕様

MFフィルム一眼レフ「FM2」で特徴的だったペンタプリズム部分のデザインやシボ革張り、ボディサイズ、ダイヤルの作りや位置。これらの特徴が、現在の「Z fc」でも踏襲されています。上面に配置されている、シャッタースピード、ISO感度、露出補正。この3つのダイヤルと、F値を表示する小窓。こういった操作パーツの搭載によって、基本的なカメラ設定が即座に確認できる。そんなアナログテイストが、このカメラの大きな魅力になっているのです。

もちろん、現在のミラーレスカメラに求められる機能や性能も実現しています。撮影スタイルに応じて、様々な設定がワンタッチで変更できる「iボタン」や「iメニュー」の採用。Z シリーズで初めて撮影モード「AUTO」時の露出補正が可能。フルサイズミラーレスカメラ「Z 7 II」「Z 6 II」譲りの「瞳AF」と「動物AF」を搭載。Z シリーズ初のバリアングル方式画像モニターの採用。こういった、快適かつクリエイティブな撮影に役立つ機能や仕様をしっかり備えています。

「FM2」を彷彿とさせるZ fcのデザイン。前面には、1970年代から1980年代に使用されていた「Nikon」ロゴがあしらわれている。また、この写真では分からないが、ファインダー接眼目当てもFM2と同様の丸型が採用されている。

シャッタースピード、露出補正、ISO感度。このの3つのダイヤルの搭載が、往年のMF一眼レフテイストを醸し出す。だが、そのダイヤル機能割り当てや配置、F値を表示する小窓の採用などは、2013年11月発売のフルサイズデジタル一眼レフ「ニコン Df」に近い。

待望のブラックモデルも発売!

従来のシルバーモデルに加えて、3月3日には要望が多かったブラックモデルが発売される。また、シルバー発売時に実施された「プレミアムエクステリア張替キャンペーン」を、今回のブラックモデルでも発売に合わせて実施する。

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●形式:レンズ交換式デジタルカメラ
●レンズマウント:ニコン Z マウント
●撮像素子/有効画素数:APS-Cサイズ CMOSセンサー/2088万画素
●ISO感度(静止画撮影):100~204800相当(※拡張含む)
●手ブレ補正:レンズ搭載機能に依存(ボディー非搭載)
●記録媒体:SD/SDHC/SDXCメモリーカード(UHS-I対応)
●ファインダー:電子ビューファインダー、約236万ドット、倍率約1.02倍、視野率約100%
●シャッタースピード:シャッタースピードダイヤル使用時:1/4000~4秒(1ステップ)、バルブ、タイム、X メインコマンドダイヤル使用時:1/4000秒~30秒(1/3ステップ、Mモード字は900秒まで延長可能)、バルブ、タイム、X
●連続撮影速度:低速連続撮影:約1~4コマ/秒、高速連続撮影:約5コマ/秒、高速連続撮影(拡張):約11コマ/秒
●AF:ハイブリッドAF(位相差AF/コントラストAF)
●モニター:3.0型 バリアングル式 TFT液晶モニター、約104万ドット
●動画記録サイズ/フレームレート:4K UHD:3840×2160(30pなど)、フルHD:1920×1080(120pなど)
●使用電池:EN-EL25(使用個数:1個)
●寸法:約134.5mm(幅)x93.5mm(高)x43.5mm(奥行)
●質量:約445g(バッテリー、カードを含む) 約390g(本体のみ)
●発売日:2021年7月23日など(商品により異なる)
●参考価格(大手家電量販店):Z fc 16-50 VR レンズキット15万700円、Z fc 28mm f/2.8 Special Edition キット16万1700円、Z fc12万9800円

〈 ベストマッチレンズ 1 〉NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VRNIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR

Z fcボディーとDX 16-50mm f/3.5-6.3 VRの組み合わせ。そこに、DX 50-250mm f/4.5-6.3 VRをプラス。

画角を幅広くカバーするなら、この2本でキマリ!!

一般的なスターターキットに挙げられるのが、ボディーと「NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3」を組み合わせた「Z fc 16-50 VR レンズキット」です。軽快なZ fcと小型軽量設計のDX 16-50mmは、まさにベストマッチの組み合わせです。日常的なスナップや記録写真などは、この組み合わせでカバーできるでしょう。

ですが、離れた被写体や風景の一部分を切り取りたい場合などには、標準ズームレンズのDX 16-50mmだけでは不満が生じます。そこで、望遠ズームレンズ「NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR」を加えたいですね。この製品なら、35mm判換算で375mm相当の本格望遠域までカバーする事ができます。DX 16-50mmとDX 50-250mmの小型軽量設計のズームレンズ2本で、24mm相当の広角から375mm相当の本格望遠の画角まで、隙間なくカバーできるのです。

これだけ幅広い画角がカバーできる組み合わせなら、いろいろな被写体や撮影ジャンルに対応できるでしょう。その中でも、特にオススメしたいのが、動物や乗り物など"容易には近づけない被写体"です。動物園での撮影や、旅先で味のある列車に出会った時などに「ああ、もっと望遠のレンズがあればなぁ」と、悔しい思いをした人も多いでしょう。そんな状況でも、望遠ズームレンズを加えたこの組み合わせなら、思い通りの撮影が楽しめるのではないでしょうか。

NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR

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●型式:ニコン Zマウント / APS-Cサイズ対応(※ブラックタイプあり)
●焦点距離:16-50mm(35mm判換算:24-75mm相当)
●レンズ構成:7群9枚(EDレンズ1枚、非球面レンズ4枚)
●手ブレ補正機構:有 / ボイスコイルモーター(VCM)によるレンズシフト方式
●手ブレ補正効果:4.5段(CIPA規格準拠)
●最短撮影距離:0.25m(焦点距離16mm)、0.2m(焦点距離24mm)、0.23m(焦点距離35mm)、0.3m(焦点距離50mm)
●最大撮影倍率:0.2倍
●絞り羽根枚数:7枚(円形絞り)
●フィルターサイズ:46mm
●寸法:約70mm(最大径)×32mm(全長※沈胴時)
●質量:約135g
●発売日:2019年11月22日
●参考価格(大手家電量販店):4万700円

NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR

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●型式:ニコン Zマウント / APS-Cサイズ対応
●焦点距離:50-250mm(35mm判換算:75-375mm相当)
●レンズ構成:12群16枚(EDレンズ1枚)
●手ブレ補正機構:有 / ボイスコイルモーター(VCM)によるレンズシフト方式
●手ブレ補正効果:5.0段(CIPA規格準拠)
●最短撮影距離:0.5m(焦点距離50mm)、0.52m(焦点距離70mm)、0.58m(焦点距離100mm)、0.65 m(焦点距離135mm)、0.83m(焦点距離200mm)、1.0m(焦点距離250mm)
●最大撮影倍率:0.23倍
●絞り羽根枚数:7枚(円形絞り)
●フィルターサイズ:62mm
●寸法:約74mm(最大径)×110mm(全長)
●質量:約405g
●発売日:2019年11月22日
●参考価格(大手家電量販店):5万600円

地面すれすれの位置から、液晶モニターのバリアングル機構を利用して撮影。24mm相当の広角の画角と遠近描写が、この被写体とアプローチにぴたりとハマった。ニコン Z fc NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR(16mmで撮影) 絞り優先オート F8 1/500秒 WB:自然光オート ISO100

多くのキリンが歩き回る場面で、小柄な子キリンに注目。左側(手前)に位置する大人のキリンと絡めることで、その小ささや可愛らしさを強調することができる。ニコン Z fc NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR(250mmで撮影) シャッター優先オート F6.3 1/1000秒 WB:オート ISO110

〈ベストマッチレンズ2 〉NIKKOR Z 28mm f/2.8(Special Edition)NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR

Z fcボディーと28mm f/2.8(Special Edition)の組み合わせ。そこに、DX 18-140mm f/3.5-6.3 VRをプラス。

メインレンズは渋い単焦点。サポート役に高倍率ズームを

「Z fc 28mm f/2.8 Special Edition キット」の同梱レンズである「NIKKOR Z 28mm f/2.8(Special Edition)」は、FM2発売当時のMFレンズを意識してデザインされた渋い味わいの製品です(他の仕様・性能はNIKKOR Z 28mm f/2.8と同じ)。42mm相当になる準標準の画角や遠近描写は"少しだけ広い標準"の感覚で、記念写真やスナップなど日常的な撮影で使いやすいものです。また、クラシカルな雰囲気のZ fcボディーとのマッチングも最高です。

その一方で、いろんな被写体や撮影シチュエーションを想定すると、広角側と望遠側の両方の画角に不満が生じます。そこで、プラスもう1本です。渋い味わいの単焦点レンズのキットを選んだなら、組み合わせるレンズも渋い単焦点を選びたくなるかもしれません。ですが、広角と望遠の両方を加えると計3本になりますし、適度な焦点距離のZマウントの単焦点レンズとなると、より高性能で高価なS-Lineシリーズの製品が多くなります。

そこで、私がオススメしたいのは、高倍率ズームレンズの「NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR」です。これ1本あれば、27mm相当の広角域から210mm相当の望遠域まで、幅広くカバーする事ができます。焦点距離的に単焦点の28mmと被ってきますが、単焦点レンズでフットワークを駆使しながらの撮影を基本とし、被写体や状況的に「ここは広角や望遠でないとダメだ」という場面が訪れたら、高倍率ズームレンズに交換する。……という使い分けをすると良いでしょう。

NIKKOR Z 28mm f/2.8(Special Edition)

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●型式:ニコン Zマウント / 35mm判フルサイズ対応
●焦点距離:28mm(35mm判換算:42mm相当)
●レンズ構成:8群9枚(非球面レンズ2枚)
●手ブレ補正機構:無
●手ブレ補正効果:-
●最短撮影距離:0.19m
●最大撮影倍率:0.2倍
●絞り羽根枚数:7枚(円形絞り)
●フィルターサイズ:52mm
●寸法:約71.5mm(最大径)×43mm(全長※沈胴時)
●質量:約160g
●発売日:2021年11月19日
●参考価格(大手家電量販店):4万700円

NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR

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●型式:ニコン Zマウント / APS-Cサイズ対応
●焦点距離:18-140mm(35mm判換算:27-210mm相当)
●レンズ構成:13群17枚(EDレンズ2枚、非球面レンズ2枚)
●手ブレ補正機構:有 / ボイスコイルモーター(VCM)によるレンズシフト方式
●手ブレ補正効果:5.0段(CIPA規格準拠)
●最短撮影距離:0.2m(焦点距離18mm)、0.22m(焦点距離24mm)、0.25m(焦点距離35mm)、0.3m(焦点距離50mm)、0.36m(焦点距離70mm)、0.4m(焦点距離100mm)、0.4m(焦点距離140mm)
●最大撮影倍率:0.33倍
●絞り羽根枚数:7枚(円形絞り)
●フィルターサイズ:62mm
●寸法:約73mm(最大径)×90mm(全長)
●質量:約315g
●発売日:2021年11月26日
●参考価格(大手家電量販店):8万1400円

"Z fcと単焦点28mm"の組み合わせを手に、江戸の下町情緒が感じられる水辺の一角を散策。そして、ふらりと立ち寄った神社境内で、鎮座する狐像に接近しながら撮影。42mm相当の準標準の画角と、開放F2.8の適度なボケ効果で、狐像と同時に周囲の雰囲気も感じられる写真に仕上げられた。ニコン Z fc NIKKOR Z 28mm f/2.8(Special Edition) 絞り優先オート F2.8 1/80秒 WB:自然光オート ISO100

上の写真を撮った神社に向かう途中、橋の上から堀に係留されている小さな漁船を狙う。単焦点28mmで風景的に捉えても味があるが、ここでは高倍率ズームの望遠域で"黄昏色の水面反射と漁船"に狙いを定めて切り取る。ニコン Z fc NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR(140mmで撮影) 絞り優先オート F6.3 1/250秒 WB:自然光オート ISO400

〈ベストマッチレンズ3 〉NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VRNIKKOR Z 40mm f/2(SE)

Z fcボディーにDX 18-140mm f/3.5-6.3を組み合わせる。さらに、40mm f/2(SE)をプラス。

汎用性の高い高倍率ズームを選びつつ、開放F2の単焦点でボケを堪能

Z fcの商品は、2タイプのキットの他、ボディー単体でも発売されています。キット商品だと、ボディーとレンズを別々に購入するよりお得な価格になります。ですが、他のレンズを選択したい場合は、必然的にボディー単体の商品を購入する事になります。

その場合は、どのレンズを選択すれば良いでしょうか? 私がオススメしたいのは、前のZ fc 28mm f/2.8 Special Edition キットとの組み合わせでも登場した、高倍率ズームレンズの「NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR」です。これをメインレンズに据えます。MFレンズ調の単焦点レンズのような渋さはありませんが、実用性や汎用性の高さは抜群です。

正直なところ、うるさい事を言わなければ、この高倍率ズーム1本で十分。……なのですが、Z fcのような趣味性の高いカメラだと、どうしてもうるさい事を言いたくなりますよね(笑)。まあ、画角的には高倍率ズームの18-140mmで十分なので、今回は“開放F値の明るさ”に着目して、ボケ効果が期待できる単焦点レンズを選びたいと思います。焦点距離と明るさのバランスから言えば、NIKKOR Z 50mm f/1.8 Sが良さそうですが、サイズや質量や価格がネックになります(S-Lineシリーズの製品ですからね)。

そこで、小型軽量な設計の「NIKKOR Z 40mm f/2(SE)」をオススメしたいと思います。この製品は、NIKKOR Z 28mm f/2.8(Special Edition)と同様に、MFレンズを意識してデザインされた趣味性の高い製品で、使いやすい標準の画角や、ボケ効果が期待できる明るい開放F値が魅力的です(通常タイプのNIKKOR Z 40mm f/2もあります)。多くの被写体や撮影シチュエーションをDX 18-140mmでこなし、光量的に恵まれない状況(シャッター速度が遅くなる問題)や、ボケを生かしたい場合に40mmに交換する。……といった使い分けが理想的です。

NIKKOR Z 40mm f/2(SE)

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●型式:ニコン Zマウント / 35mm判フルサイズ対応
●焦点距離:40mm(35mm判換算:60mm相当)
●レンズ構成:4群6枚(非球面レンズ2枚)
●手ブレ補正機構:無
●手ブレ補正効果:-
●最短撮影距離:0.29m
●最大撮影倍率:0.17倍
●絞り羽根枚数:9枚(円形絞り)
●フィルターサイズ:52mm
●寸法:約71.5mm(最大径)×45.5mm(全長)
●質量:約170g
●発売日:2023年1月20日
●参考価格(大手家電量販店):4万700円

冬季の植物園内で、色鮮やかで目を引くサザンカの花に注目した。その夕方の光を浴びる一輪の花を、黄緑色の植物を背景に選び、別のサザンカの花を前ボケに入れながら狙う。こういったアプローチには、望遠効果が得られるDX 18-140mmのような高倍率ズームレンズが打って付けである。ニコン Z fc NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR(140mmで撮影) 絞り優先オート F6.3 1/250秒 +0.3補正 WB:自然光オート ISO720

これは青果店の店頭……ではなく、植物園の温室内で見かけた生育中のバナナの房。美味しそうな黄色のものと、まだ熟れていない緑色のものとの"色の取り合わせ"が美しい。その色のイメージを高めるため、絞りを開放のF2の開放に設定し、黄色いバナナの先端にピントを合わせて、前後を大きくぼかした。ニコン Z fc NIKKOR Z 40mm f/2(SE) 絞り優先オート F2 1/100秒 +0.3補正 WB:自然光オート ISO100

まとめ

レンズ選びでZ fcの魅力や実用性をアップ!

今回の"ニコン Z fcにベストマッチなレンズ選び"では、メインレンズとサブレンズという役割分担も意識しながら、2本の組み合わせを考えてみました。また、Z fcボディーとのバランス(大きさ、重さ、価格帯、など)も考慮したつもりです。

レンズ交換式カメラの魅力は、選択する交換レンズの種類や組み合わせで変わってくる。

ちなみに、2021年6月発売のマイクロレンズ「NIKKOR Z MC 50mm f/2.8」や、今年の3月3日発売予定のパンケーキレンズ「NIKKOR Z 26mm f/2.8」なども、Z fcにベストマッチなレンズに挙げたい製品です。まあ、同タイプの製品の中では、少々割高感があるのが残念なところですが(NIKKOR Z MC 50mm f/2.8の参考価格:8万4700円。NIKKOR Z 26mm f/2.8の参考価格:7万2600円)。

……とはいえ、個人の価値観や好みは十人十色です。選ぶ(使う)人の数だけ、選択結果も違ってくるでしょう。そこがレンズ選びの難しさであり、また面白い所でもあります。MF一眼レフ「FM2」をインスパイアして作られた「ニコン Z fc」。その人気ミラーレスカメラの魅力や実力(実用性)が実感できるような、皆さんのレンズ選びに期待します!

撮影・文/吉森信哉

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