SOLMATEは、ポーランド・Vasco Electronics社が世界で展開する、ポータブル自動翻訳機の新製品として「Vasco Translator V4(ヴァスコ トランスレーター ブイフォー)」を発売した。本製品は、応援購入サービス「Makuake」および「machi-ya」おいて合計1700万円の応援購入を獲得し、日本での一般販売を開始することになった。
Vasco
Vasco Translator V4
●価格:4万9500円
SOLMATEは、ポーランド・Vasco Electronics社が世界で展開する、ポータブル自動翻訳機の新製品として「Vasco Translator V4(ヴァスコ トランスレーター ブイフォー)」を発売した。本製品は、応援購入サービス「Makuake」および「machi-ya」おいて合計1700万円の応援購入を獲得し、日本での一般販売を開始することになった。
カメラでテキストを読み取るOCR(光学文字認識)から翻訳できる言語の総数は108言語にものぼり、前モデル「Vasco Translator M3」の70言語から50%以上もアップ。また、音声認識からの翻訳は76言語、テキストからは90言語に対応。これにより、世界総人口の9割以上の人々とのコミュニケーションを可能にする。
翻訳は、インターネット上に存在する10種類のAI翻訳エンジンから、それぞれの言語に応じて最適なものを選択するため、より自然で質の高い翻訳結果が得られるという。
音声翻訳機能では、相手の話した声を自動的にテキスト化し、素早く指定する言語に翻訳。99%のノイズキャンセラー機能を実現したサブスピーカーも搭載、最大99dbまでボリュームアップもでき、騒音の激しい場所でも精度の高い認識を実現している。
翻訳したテキストは本製品のモニターで確認でき、そのテキストをネイティブスピーカーのように読み上げることも可能。翻訳したテキストは保存ができ、メールでの送信にも対応するのでインタビューなどで活躍する。
カメラで撮影した文字の翻訳はOCRによりテキスト化し、モニター上に指定した言語で翻訳して表示。この機能を使えば、文字を打ち込んで調べる手間を省け、レストランのメニュー、外国語の雑誌や契約書なども一度に翻訳することができる。遠くにあるものや、暗い場所でも、カメラのズーム機能やフラッシュ機能を使い読み取りが可能。また、前モデルの「M3」からOCR機能を強化し、文字認識の精度とスピードの大幅アップを実現した。
本製品は、Wi-Fiを内蔵するほか、世界の200の国や地域で利用可能な専用のSIMカードを搭載しており、Wi-Fiがない場所でもインターネットに接続が可能。しかも通信料はかからず、永年無料で利用できるとのこと。スマホでも翻訳アプリを利用したりできるが、インターネットに接続しないと使えない場合がほとんどで、海外ではフリーWi-Fiのない場所では使えなかったり、高い通信料がかかってしまったりする。本製品ではそういった心配もなく、機能をアップデートしながら使い続けることが可能だ。
前モデルでは2インチだった画面サイズも、本製品では5インチのフルスクリーンで大画面化し、文字を大きく表示できるようなった。スマホに近いサイズ感で、重量も134gと軽量。人間工学に基づいたデザインで、携帯性に優れ片手でも楽に操作が可能。IP64等級の防水防塵仕様で、雨天での使用も問題ない。「2022年度グッドデザイン賞」のほか、世界三大プロダクトデザイン賞のひとつ「Red Dot Design Award(レッド・ドット・デザイン賞)」(2022年度)や、「NY Product Design Awards(NYプロダクトデザインアワード)」(2022年度)を受賞したスタイリッシュなデザインにも注目だ。
本体サイズは、幅55mm、奥行き10mm、高さ149mm。重さは、134g。電源は、2400mAhのリチウムイオン充電池。充電時間は、約4時間。連続待機時間は、約288時間(約12日間)。
◆Vasco Electronics:「Vasco Translator V4」 の公式サイト。
※製品の価格及び仕様については、記事制作時のもので、その後諸事情により変更されている場合があります。