一般的な置き型芳香剤では香りの広がりが物足りないと感じて、アロマディフューザーを導入してみたものの、思ったほどには香らない。それはきっと、『moku.コードレスアロマ噴霧器』のようにアロマオイルを直接噴霧するネブライザー式ではないからかもしれない。
アロマディフューザーの種類:超音波式では物足りないなら、ネブライザー式
アロマディフューザーは、アロマを拡散する器具を指す。電気を使わず、オイルを上部の皿に入れてランプの火で熱する加熱式、スティック型で気化するアロマスティック製品などもあるが、電動式のアロマディフューザーは、超音波式とネブライザー式の2種類だ。
安価に入手できることから広まった超音波式アロマディフューザーは、超音波式加湿器と同じ原理でミストを生み出し、使用する水にアロマオイルを混ぜるタイプ。オイルの使用量が少なくて済むのは良いのだが、どうしても香りは薄まってしまうのが特徴だ。また水で薄めている分、雑菌が繁殖しやすいデメリットもある。
電気の力を使っているのに、香りが物足りないと感じる人は、このコイズミグループでインテリアのような家電をコンセプトに展開しているアルファックス・コイズミによる『moku. コードレスアロマ噴霧器』(MCA-105/W・約幅81×奥行81×高さ137mm/160g・税込4,980円・2023年8月1日発売)のような、ネブライザー式のアロマディフューザーを使う方が向いている。
ネブライザー式は、アロマオイルそのものを噴霧することができる装置。原液を噴霧するので、香りの強さはこちらの方が強い。さらに水で薄めていない分、雑菌が繁殖しにくいというメリットもある。
『moku. コードレスアロマ噴霧器』はそうした魅力の他に、リチウムイオン充電池を内蔵してどこにでも持ち運べるのが特徴だ。フル充電で、最大約15時間使用できる。
アロマオイルを無駄にしないよう、1~3時間の切タイマーを設定でき、使用シーンに合わせて噴霧量を3段階に調節することもできる。
ルックスもSDGs時代に則して、本体の外郭にバイオマス原材料(木繊維)を40%以上使用。インテリアにも馴染みやすく仕上げられている。
付属品は、アロマボトル2個、漏斗、オープナー、ホルダー3個、フェルト3本、充電用USBケーブル、取扱説明書(保証書付)。
入手は公式オンラインショップ「COCONIAL楽天市場店」などで可能だ。