新型コロナウイルス感染症が5類感染症に移行し、大きな声を出せる機会も増えた。しかし喉を酷使すれば当然、いつ声がかれてもおかしくない。そんな困った声トラブルに漢方でアプローチするのが、『コエキュア』だ。
せっかくマスクを外せても、声が出にくければコミュニケーションは難しい
カラオケで歌いすぎても、風邪や扁桃炎などによる咳のしすぎ、空気の乾燥などでも、ガラガラ声やしゃがれ声になったり、かすれたり、「声枯れ」は起こるもの。調査によれば、1年以内に「声のトラブル」があった人は3人に1人。誰しも他人事ではない。
では、そんなとき、どうすれば良いのか。
実はこうした症状に対する漢方薬がある。それが「響声破笛丸(きょうせいはてきがん)」だ。昔から人々は歌い、演説し、声をからして、この妙薬に頼ったのだという。
筆者がかつて音楽雑誌を作っていた頃、声帯を酷使するストリート出身のミュージシャンや、ボイストレーニングの先生が愛用しているという話をよく聞いた。
成分は、漢方薬でおなじみの生薬、レンギョウ(連翹).、キキョウ(桔梗).、カンゾウ(甘草)、ダイオウ(大黄)など9種類が組み合わされており、喉の炎症や不快感を鎮めていくのだという。
その響声破笛丸エキスを満量処方(最大量)で配合し、製品化したのが、小林製薬『コエキュア』(第2類医薬品・6包入・税込1,319円・2023年8月23日発売)だ。
漢方薬と言えば、使用者が持つ体力によって飲む薬が変わってくるのだが、この響声破笛丸に関しては、体力を問わず服用できるという。服用タイミングは、食前または食間(食後約2〜3時間)、大人 (15才以上)の場合、1包ずつ1日3回服用。『コエキュア』1箱で2日分だ。
入手はオンラインショップにて。北海道エリアのみ薬局・ドラッグストアなど実店舗で発売される。