【レビュー】人にぶつかりにくい横押し型ショッピングキャリー『グランマリー GM-125st』

レビュー

買い物はもちろん、重いPCを持ち歩くときにも便利なキャリーバッグだが、後ろに引く2輪タイプは人にぶつかりやすく「キャリーバッグ問題」として語られることも多い。そこでコンパクトに使える横押しタイプでシンプルなデザインの『グランマリー(GRANMARIE) GM-125st』の使い勝手を、キャリーバッグ歴20年の筆者が、使用感を確かめてみた。

他人にぶつかりやすく、重い。そんな後ろ引き2輪タイプの問題を解決した大型車輪で軽快な横押し4輪タイプの『グランマリー GM-125st』

筆者のキャリーバッグ歴は20年。ノートPCや仕事の資料、日常の買い物などの重い荷物問題を解決するために手放せない存在だ。使用してきた歴史の大半は2輪タイプを使ってきた。ショッピング感を前面に出さず、そこそこビジネスシーンでも使えるシックなデザイン、使用時に音がうるさくない静音タイプがこだわりだった。

左が後ろ引き状態で、横押し。『グランマリー GM-125st』はどちらの使い方も可能だ(画像は公式サイトより)

ただどうしても解決できなかったのが、後ろに引く2輪タイプの人にぶつかってしまう問題。視界からはずれる後方であり、通常の人間の奥行きの2〜3倍の専有面積を取るので、どんなに気を付けていても避けられない。

そうした課題を解決するのが、4輪で横押し、目の届く範囲で体に寄り沿うように転がせるキャリーバッグ。ただデザイン的に高年齢層に向けたものが多く、容量が小さい製品ばかりという難点があった。

しかし大容量で横押し4輪、大型車輪で静音のグランマリー製品に出会って、4輪派になった。以来ロジェールジャパン『グランマリー GM-125st』(H71~89.5 x W32 x D22.5 cm/約2.5kg・税込22,880円・発売中)で3代目となる。その理由は、ストッパー付きになったことだった。

坂道や電車、バス利用時でも勝手に動き出さない、ストッパー付き『グランマリー GM-125st』

坂道でもこのとおり、動き出さない

坂道や公共の乗り物などで、「勝手に動き出してしまう問題」。キャリーバッグ利用者のあるあるであり、ストレスである。

『グランマリー GM-125st』はそうした問題を解決する、ストッパー付きの新モデルだ。

ブレーキバーが上がっている、通常の状態

使い方はカンタンで、背面にあるブレーキバーをおろせば、車輪の溝にピンがおりてブレーキがかかるしくみだ。

ブレーキバーをおろした、ブレーキがかかる状態

ブレーキを解除するには、ブレーキバーを上げるだけ。車輪にあるピンが上がってブレーキが解除される。

 

ワンタッチでハンドルの高さを5段階調節

人気モデル「グランマリー GM」シリーズの優れている点としては、ワンタッチで持ち手の高さが5段階に調節できること。バスの乗り降りの際や、持つ人をチェンジする場合にかんたんに調節できるため、この機能は本当に便利だ。

高さ調節はカンタンで、片方の手で調節ツマミを解除しながら好きな高さに固定

間口が広く出し入れしやすい、保冷素材を使用しており、水滴が内部に染み込まないのもポイントだ。左右両サイドに備わるポケットには傘や飲み物を入れても安心である。

面白いのは背面に、スーパーマーケットで店内カートに取り付けられる(合体状態にできる)「フック」が付いていること。ただ少し目立ちすぎるのが難点か。

カラーはネイビーのほかに、ワインレッドと、出張にも使いやすいブラックがある。

入手は量販店やオンラインショップにて可能だ。

 

公式サイト

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