【ダイソー・パトロール】アレンジDIY『浮かせる浴室収納』がすごい。さらに使いやすく最強化!

レビュー

 

筆者が前々から気になっていた、マグネットで浴室の壁に貼り付ける100円ショップ『ダイソー』の『浮かせる浴室収納』をレビュー! さらにアレンジDIYでポンプを押せない問題を解決してみた。

もうヌメらせたくない! ダイソーなら一番高くて770円で、性能も(ほぼ)文句なし

浮かせる収納とは、床や棚に直置きにしているシャンプーボトルなどをマグネットやS字フックを使って浮かせる整頓方法のこと。ボトルの底や棚が汚れにくく(ヌメりにくく)なるため、掃除がしやすくなり、さらに床を広く使えるようになる方法だ。

 

とても魅力的な整頓術だがお世辞にもお手頃価格ではなく、筆者は二の足を踏んでいた。そんな折、1、2年ほど前からダイソーでも浮かせる収納シリーズが発売されており、ここ最近ラインアップも豊富になってきた。そこで重い腰を必死に上げて、お風呂場改造計画を遂行することにしたのだ。

 

購入したのは浴室で使えるマグネットタイプの「PITATO」シリーズ。さっそく購入した商品と使い勝手をレビューしていこう。

 

『ボトルホルダーワイド』『コーナートレー』

写真右:『ボトルホルダーワイド』(19.5×9×11cm・耐荷重量約1.4kg・実勢価格 税込550円・発売中)

シャンプーやリンスなどのボトルが2本分、小さければ3本分は入る大きさのボトルホルダー。磁石が強く、満タンのボトルを収納しても落ちそうにない安心感がうれしい。底は少し斜めになっていて、水抜き用の穴も付いているから汚れにくくなっている。半年以上使っているが、汚れが多少ついている程度でヌメりは全く気にならないレベル。

 

残念なポイントは、ホルダーに入れたまま押せないこと。これについては記事後半で最後に対策を紹介する予定だ。

 

写真左:『コーナートレー』(18.7×18.7×9cm・耐荷重量約1.4kg・実勢価格 税込770円・発売中)

その名の通りコーナーにくっつけられるトレー。こちらも底が斜めになっており、水抜き穴が付いているため衛生的な作りとなっている。死角になりやすいコーナーの有効活用にぴったり。筆者は掃除用具などを置いている。『ボトルホルダーワイド』と比べてトレーが広いのもポイントだ。

 

『ソープトレイ』『カバー付きソープホルダー』

写真左:『ソープトレイ』(10×7×5cm・耐荷重量約130g・実勢価格 税込110円・発売中)

その名の通り石鹸トレイ。特筆すべきは、石鹸との接触面積がとても小さいのでトレイに引っ付いたり、石鹸カスがつきにくいこと。こちらも半年以上使っているが、ほとんど汚れていない。手などをぶつけるとすぐに外れてしまうのはちょっと困りもの。

 

写真右:『カバー付きソープホルダー』(11.6×8.5×4.5cm・耐荷重量約150g・実勢価格 税込330円・発売中)

石鹸をシャワーなどから守ってくれるカバー付き。ドロドロ状態になるのを防ぎ、より衛生的に使える。また、理論上は長持ちするので総合的なコスパも良くなるだろう。ちょっとお高い良い石鹸入れにぴったり。サイズが標準的なので、大きい石鹸を入れられないのが玉にキズ。

 

『バスフック小(2個)』『マグネットシェーバーホルダー』

写真左:『バスフック小(2個)』(2個入り・4×2×5.5cm・耐荷重量約150g・実勢価格 税込110円・発売中)

いわゆるフックだが、これがあるとないとでは大違い。掃除用具や泡立てネットを引っ掛けられる。筆者はこんにゃくパフを引っ掛けるために購入した。顔に使うものを直置きしたくないので、清潔感にこだわりたい人は必須。耐荷重量の大きい1個タイプも販売されている。

 

写真右:『マグネットシェーバーホルダー』(5.2×5.2×3.3cm・耐荷重量約300g・実勢価格 税込110円・発売中)

カミソリを引っかけられるホルダー。円筒のホルダーに差し込む収納方法はどうしても底に水が溜まって汚れてしまう(特に取っ手)。これに変えて半年以上経つが、カミソリに汚れは見当たらない。ただし、ぶつかるとカミソリがすぐに落ちるので、お子さんのいる家庭では控えた方がいいだろう。製品の構造によって引っかけにくい場合があるので注意。

 

『ボディタオルバー』

『ボディタオルバー』(4.5×3×15cm・耐荷重量約100g・実勢価格 税込110円・発売中)

こちらは唯一使いにくいと感じたアイテム。質量のあるタオルや濡れているタオルを下方向に引っ張るとズレたり外れたりしてしまう(写真のような軽めのタオルなら問題ない)。横にすき間があるので、おそらくスライドさせて取るのが正解だが、筆者には少々煩わしかった。

 

【アレンジDIY】ポンプが押せない問題を解決しよう!

浮かせる浴室収納はとても魅力的だが、唯一頭を悩ませる問題がある。それは、シャンプーボトルのポンプを収納したまま押せないこと。マグネットの力が弱く、ポンプを押すとズレたりマグネットが外れてしまうのだ。そこで筆者はシンプルに解決策を考えてみた。

 

粘着面ありのマグネットシート税込110円

それが「マグネットシート」だ。これを収納アイテムの後ろ(今回は『ボトルホルダーワイド』)に貼ることで、磁石の力を強化するという狙い。

粘着が弱いのでボンドなどで補強するとより安心

実際試してみると、全くズレる気配がなく、安心して押すことが出来た。筆者宅のボトルはかなり硬いので、大抵のものは大丈夫だろう。多少見栄えが悪いが、すき間を他のアイテムで隠してしまえばそれほど目立つようには見えない……と思う。なにがなんでも収納したままポンプを押したい人は、是非ためしてみてほしい。

 

入手は全国のダイソーで可能だ。

■公式サイト

 

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