MagSafe(マグセーフ)は、iPhone12から搭載された、マグネットを活用した、周辺機器を着脱可能なシステムのこと。新たに発売されたMagSafe対応『iFace MagSynq(マグシンク)カードウォレット』は、磁力でピタッと貼り付いて、パッと外せるカード入れ。『iFace Reflection Magnetic 強化ガラスクリアケース』とともに使用してみた。
3週間連続使用レポート『iFace MagSynq(マグシンク)カードウォレット』×『iFace Reflection Magnetic 強化ガラスクリアケース』
今回メーカーより提供を受けたのは、2月に発売になったMagSafe特化の『iFace MagSynq カードウォレット』(約95×65×8mm/約27g・税込2,970円・発売中)と、同じくMagSafeに対応したiPhone用ケース『iFace Reflection Magnetic 強化ガラスクリアケース』(約163×81×12mm・税込4,180円・2023年9月中旬発売)の2点だ。
『iFace Reflection Magnetic 強化ガラスクリアケース』の使用感
まずは『iFace Reflection Magnetic 強化ガラスクリアケース』から装着してみよう。
上をはめ込んだあと、本体をやや上の方に押し込みつつ、ウレタン樹脂でできた側面部分を若干引っ張って隙間を作るようにするとはめ込みやすいようだ。
背面は強化ガラスを使用したクリア仕様。マグネットの位置を示すデザイン以外は透明なので、iPhone本体のデザインを活かしたい場合や、背面に貼ったステッカーなどを見せたい場合にも邪魔にならないのがいい。ただ強化ガラスとはいえ、着脱の際には割れないように気を付けたほうがいいと思う。
装着後は、ケーブルコネクタ部分など干渉することなく、左右のボタン類やマナーモード切り替えスイッチも難なく使える。左下側面にストラップ穴もあり。
実際に手に持ってみると、側面を覆うPTUに厚みがあり、意外と厚みがある印象だ。
マグセーフのメリットを体感した『MagSynq(マグシンク)カードウォレット』
続けて『カードウォレット』もつけてみた。すると片手で持った時にウォレット部分が手のひらにスポッと収まるので、持ちやすさが高まった。
『カードウォレット』は、背面のMagSafeの位置に近づけるとすかさずピタッとくっつく。
デザイン上スリットが二つあるが一般的なサイズのICカードを入れられるのは上の方のスリットのみなことに注意したい。下は普通のカード用スリットの深さだと取り出しにくくなる、小さなクーポン券や食券などを一時的に入れておくのがベストだろう。
使い始めはスリットがタイトで、カード類が滑りにくく感じたが、使用を続ければゆとりができて出し入れしやすくなる。最初のうちは、一度iPhoneから外して、口を少し広げながらカードをつまんで引っ張り出すと取り出しやすい。
設計上ではICカードが2枚収められるらしいが、分厚いカードだと入らないことも。筆者は「書店のプラスチック製ポイントカード」「二つ折りの紙製スタンプカード」「名刺サイズの普通の紙製スタンプカード」を入れたら一杯になった。
帰宅したら『カードウォレット』をサッと取り外し、サッとケースのままワイヤレス充電器にのせれば充電可能というのはなかなかにスマートだ。
MagSafeで固定されるのはカードの取り出し口に近い上半分の方で、下半分は力がかかると簡単にズレる。そのため、装着直後は簡単にiPhoneから外れてしまうのでは? と不安になった。
しかし3週間ほど使用しているが、今のところ『カードウォレット』の落下に遭遇していない。装着したままiPhoneを持つと手のひらでもホールドできるので、しっかり固定されて落ちにくいのだ。もちろん磁気防止シート入りなので、磁気カードを入れたままでも影響なし。スキミング防止も可能だ。