【ダイソー】たったそれだけ!?なのに超快適!「中身がカチャカチャ鳴りにくいスプーン&フォークセット」

レビュー

クルマや荷物に入れておくと便利なカトラリー。しかし、カチャカチャ鳴るのが煩わしくて、筆者は割り箸オンリーでした。ですが、先日ダイソーで購入した「中身がカチャカチャ鳴りにくいスプーン&フォークセット(滑り止め入ケース付)」はそんなカチャカチャから筆者を解放してくれたのです。

齋藤千歳(フォトグラファーライター)

元月刊カメラ誌編集者。新しいレンズやカメラをみると、解像力やぼけディスク、周辺光量といったチャートを撮影したくなる性癖があり、それらをまとめたAmazon Kindle電子書籍「レンズデータベース」などを出版中。まとめたデータを元にしたレンズやカメラのレビューも多い。使ったもの、買ったものをレビューしたくなるクセもあり、カメラアクセサリー、車中泊・キャンピングカーグッズなどの記事も執筆。現在はキャンピングカーを「方丈号」と名付け、約9㎡の仕事部屋として、車内で撮影や執筆・レビューなどを行っている。北海道の美しい風景や魅力を発信できればと活動中。

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さほど期待しないで購入したのが大ヒット

年に数回しかない息子のお弁当用になんとなく買ってみた

ダイソーの「中身がカチャカチャ鳴りにくいスプーン&フォークセット(滑り止め入ケース付)」税込220円。さほど期待しないで買っています。

 

使用頻度の低いもの、数回使ったら捨てるものは、できれば100円ショップで済ませたいと考えているのは筆者だけではないでしょう。特に我が家と同じような子育て世帯にとって、子どもの成長とともに使わなくなる一過性のアイテムは可能な限り100円ショップで買いたいと思っている方も多いのではないでしょうか。

 

そして、先日、我が家の4歳の息子は年に1度のピクニックに行きました。うちの子が通っている保育園は基本的に給食で、お弁当を用意する行事ごとは年に1度のピクニックだけです。この頻度だと筆者はお弁当箱なんて「もう普段使っている保存容器のジップロックのスクリューロックでよくね〜」とか思うのですが、妻と息子が許してくれるわけがありません。

 

しかし、年に1度しか使わないお弁当箱に千円単位のお金を出すつもりもないので、当然100円ショップに。そこで、たまたまみつけたのが「中身がカチャカチャ鳴りにくいスプーン&フォークセット(滑り止め入ケース付)」です。税込220円でスプーンとフォークがセットになっています。しかもお弁当などといっしょに持ち歩きやすいようにケース付き、しかも、このケースにシリコーンの滑り止めが付いていて、中身がカチャカチャ鳴りにくいといいます。

 

筆者は荷物の中身などがカチャカチャ鳴るとイライラするタイプなので、どの程度の効果があるかにはさほど期待しないで購入を決めたわけです。

 

思った以上の出来のよさに感心する

やや小さめの「中身がカチャカチャ鳴りにくいスプーン&フォークセット(滑り止め入ケース付)」はブラウンとグリーンの2色がラインアップされています。

 

シリコーンの滑り止めだけで、こんなに音がしなくなるとは

年に1度の息子のお弁当用にと購入した「中身がカチャカチャ鳴りにくいスプーン&フォークセット(滑り止め入ケース付)」ですが、さほど期待して購入したわけではなく、スプーンが3cm×13.2cm×1.5cm 、フォークが2.2cm×13.3cm×1cm 、ケースは14cm×5.2cm×2.2cmとやや小さめで4歳の息子の手にもちょうどいいと判断したことと税込220円と価格が手頃なことが大きなポイントでした。

 

またお弁当だけでなくキャンプを意識したブラウンとグリーンというアースカラーも筆者の好みに合っていたのです。筆者は最初ブラウンを購入しました。
最大の特徴はケースの内側に写真のようなシリコーン製の滑り止めが付いていることです。これだけで本当にカチャカチャ鳴らなくなるの? とは思ったのですが……。

 

中身がカチャカチャ鳴りにくいといっても、実際のところはやや小ぶりのプラスチック製の柄が付いたスプーンとフォークにシリコーンの滑り止めが付いたプラスチックケースがセットになっているだけです。このシリコーンの滑り止めが横から見ると小文字のmのような形でプラスチックケースの内側に配置されています。

 

ケースのなかにスプーンとフォークを入れて、フタを閉めるとシリコーンの滑り止めがスプーンとフォークを押さえつける、ただそれだけの構造です。実際にフタを閉めてケースごと振ってみると、びっくりするくらいカチャカチャいいません。まったくカチャカチャ鳴らないわけではありません。しかし、シリコーンの滑り止めを外すこともできるので外してみると圧倒的にカチャカチャ鳴るのです。

 

カチャカチャ音にストレスを感じる筆者にとっては非常に快適。たったそれだけで、これほど快適になるなんてと感心したわけです。

 

洗ってみて気が付いた細部までの配慮

ケースのサイズは14cm×5.2cm×2.2cm。子ども用にも小さめでよいのですが、クルマのグローブボックスに入れておくのにもちょうどいいのです。

 

キャンピングカーと普通車用に2つ目も購入してみた

「さすがダイソー安いのに本当にカチャカチャ鳴らなくなった」と感心したものの「息子のピクニックが終わったらキャンピングカー用のカラトリーにしよう」くらいに思っただけでした。しかし、ピクニックが終わって「中身がカチャカチャ鳴りにくいスプーン&フォークセット(滑り止め入ケース付)」を洗っていたときに気付いたのです。ケースに付いている滑り止めのシリコーンがとても簡単に取り外せることに!

 

シリコーンの滑り止めが簡単に取り外せることがそんなに大切? と思う方もいるでしょうが、このシリコーンの滑り止めが簡単に取り外せることで隅々までキレイにスポンジで洗うことができるのです。もし外れない構造であったら「カチャカチャ音がしないのはいいけど洗いづらくてなんか不衛生」と思ったでしょう。小さなことですが、実際に使うと非常に気になるポイントもクリアしているのに感心しました。

シリコーン製の滑り止めはとても簡単に脱着できます。これだけで洗いやすさがまったく違うのです。カトラリーなので清潔に保ちやすいのは非常に重要。

 

そして、筆者は2つ目、グリーンカラーも購入したわけです。理由は1つはキャンピングカーのカトラリーに追加して、2つ目は普通車のグローブボックスに入れておくためです。筆者の場合は4歳の息子がいるので外食の際にもあると便利ですし、旅先などで購入した食べ物にスプーンやフォークが付いていないこともあるので、箸といっしょに常備しておくとなにかと便利なのです。

 

「年に1度の息子のピクニックに使えれば、それでいい」と思って購入した「中身がカチャカチャ鳴りにくいスプーン&フォークセット(滑り止め入ケース付)」ですが、予想以上に気に入って2つ目も購入してしまいました。もし気になれば1つ購入してみてはどうでしょうか。1つあると、ちょっと安心・便利ですよ。

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齋藤千歳(フォトグラファーライター)

元月刊カメラ誌編集者。新しいレンズやカメラをみると、解像力やぼけディスク、周辺光量といったチャートを撮影したくなる性癖があり、それらをまとめたAmazon Kindle電子書籍「レンズデータベース」などを出版中。まとめたデータを元にしたレンズやカメラのレビューも多い。使ったもの、買ったものをレビューしたくなるクセもあり、カメラアクセサリー、車中泊・キャンピングカーグッズなどの記事も執筆。現在はキャンピングカーを「方丈号」と名付け、約9㎡の仕事部屋として、車内で撮影や執筆・レビューなどを行っている。北海道の美しい風景や魅力を発信できればと活動中。

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