2024年は物価高の影響もあって「ふりかけ」が大人気に。ふりかけを常備してさえいれば、おかず要らずで、ご飯何杯でも食べられますからね! 今回は噂のばら海苔ふりかけ『∞無限∞やみつきのり』シリーズ全4種を、食卓に海苔は欠かせない筆者が食べ比べてみました!
ご飯+おいしい海苔=無限の可能性!『∞無限∞やみつきのり』
ふりかけは、いろんなおかずを用意しなくても、すかさずご飯がおいしく食べられます。さらに玉子があれば、栄養もあってさらにバランスのとれた食事になりますし。
「無限やみつきのり(うま塩味)」は食べたこともありますが、4種類にまで増えているとは知りませんでした。では「無限やみつきのり」のどんなところが人気なのかを探っていきましょう。
「∞無限∞やみつきのり」とは?
トリトンフーヅの「∞無限∞のりシリーズ」は、国内産の海苔を使用したばら海苔(のり)です。ばら海苔とは、生海苔を細かくミンチし薄い板状に成形して乾燥する「板のり」ではなく、収穫された状態のまま乾燥して製造されたものを言います。加工段階で細かく刻まないので、海苔本来の食感や風味を楽しめるのがメリット。
原材料は、「プレーンタイプ」以外はすべて、天草の塩・なたね油・白ごまが入っています(プレーンタイプは油も食塩も不使用)。
『∞無限∞やみつきのり』シリーズ全4種食べ比べ
『∞無限∞やみつきのり』(うま塩味)を食べたら、海苔の食感と香りに感動!
それでは熱々のご飯にかけて食べてみましょう。まずはブームを生み出した『∞無限∞やみつきのり』(うま塩味)(参考価格 税込430円・発売中)から。パッケージの左上には「水産庁長官賞受賞」のマークがあります。
たしかに、白ごまが入っています。まずはそのまま食べると、ふわふわのばらのりがしょりしょりして楽しい、おいしい! 天草の塩も利いていて、「食用なたね油」が入ってしっとり気味ですが、軽い食感で食べやすかったです。
味付海苔。海苔は、熊本県の有明海産。ちなみに、筆者がよく食べている海苔も有明海産が多いです。
ふりかけをご飯にかけていきます。
うひょ〜、こぼれ酒ならぬ、こぼれ海苔!
せっかくなので、卵黄を落として食べてみます。アツアツご飯の上に乗せてしんなりした海苔に、卵のコクがあわさって、最高においしいです!
『∞無限∞素焼きのり』(プレーン)を食べてみたら、口の中でほどけて海苔が甘旨かった
「プレーン」タイプの海苔も、同じく有明海産。ただ『∞無限∞素焼きのり』(プレーン)(参考価格 税込 533円・発売中)は食塩や油を使わない、素材重視タイプ。
そのまま食べると、こより状になったばらのりがしょりしょり食感で、口の中でどんどん岩のり状になっていくのが楽しすぎる! それに海苔本来の甘みが存分に感じられて、これはおいしい。
筆者はふだん、おやつとしても焼き海苔をそのままバリバリ食べるのですが、スーパーなどで探すと、板のり以外は「味付き海苔」が主流なので、プレーンタイプがあるなんて筆者の味方だと思いうれしくなりました。
ご飯を巻いて海苔巻きにしたり、焼いたお餅を包むのには板のりでないとダメですが、ふりかけとして食べるなら、食感も楽しいばらのりのほうがむしろ好きかもしれません。
『∞無限∞わさびのり』(塩わさび味)を食べてみたら、予想以上にわさびが利いててうれしかった
『∞無限∞わさびのり』(塩わさび味)(参考価格 税込430円・発売中)も有明海産のりを使用した、味付け海苔。どれどれ、どれくらいわさびが利いているのか、確かめてみよう。まずそのまま食べてみると、思った以上にわさびの香りがして、うれしい!
次にご飯に乗せていただきます。白ごまとわさびの立派なふりかけの完成。短冊切りした長芋にかけたり、お茶漬けにしてぜひ食べたくなる味!
「主婦大賞 水産庁長官賞 W受賞」も納得です。
『∞無限∞かつぶしのり』(うま塩味)を食べてみたら、やわらかい出来たて風ふりかけだった
次は『∞無限∞かつぶしのり』(うま塩味)(参考価格 税込430円・発売中)。この「うま塩味」と書いてある場合、海苔は有明海産ではなく、国産海苔を使用した「海産物加工品」です。
食べてみると、しっとりしていて、かつお節も入っているので、いわゆる袋入りのふりかけ寄り。できたて感の強いふりかけという印象。冷や奴やお好み焼きに入れれば、手軽にひと品できちゃうので、使い勝手がよさそうです。
まとめ 〜4種類揃えて、今日はお手軽おいしい「∞無限∞のり」パーティー
4種類すべて食べてみた感想は、「ばら海苔」いいじゃない! 「板海苔(いたのり)」ばかりに頼らないで、もっと「ばら海苔」を普及させてほしいし、食べられていいと思いました。だって、板海苔はどうしても薄く伸ばして均一化されてしまうので、食感的にはちょっともったいない気がするからです。