「毎日の買い物はまず『ダイソー』から」をモットーにする筆者が発見した気になるアイテム。今回紹介するのは『排水口 油・ゴミキャッチシート』。水切りネットではとりきれない油やゴミをキャッチするキッチン清掃アイテムだ。その驚きのキャッチ力をレビューする!
「油が固まりこびり付いた排水口。見るのも嫌だ!」そんな時に大活躍!
キッチン掃除で一番嫌なこと、それは排水管の汚れではないだろうか。食材カスや油によって汚れた排水管は、見た目も匂いも最悪なものになる。こまめに掃除しているはずなのに、たったの数日で汚れてしまい頭を抱える人も多いだろう。もはやその汚れっぷりに感心する。
対策として、三角コーナーや水切りネットを使えば食材カスはとれる。だが、油は液体だから見逃すしかなかった。どうにかして油もとれるようにならないだろうか。
そんな夢物語のようなことを考えながらダイソーを歩いていると、見つけてしまった。『排水口 油・ゴミキャッチシート』(4枚・11×12×0.5cm・希望小売価格 税込110円・発売中)。ストレーナー(排水口)に敷くだけで、油とゴミをキャッチできる清掃アイテムだ。
ストレーナーの底に敷くだけでOK! 水切りネットとの併用も可能
サイズは直径約11×厚さ約0.5cm。取り出しやすい耳付きの形状になっている(耳を含むと約12cm)。
素材は、ぬいぐるみ用の詰め綿にも使われるプリプロピレンとポリエチレン。シート状に成型されていて、水などを通すすき間はあるが、無数の繊維によって食材カスやねっとりとした油を絡めとるという仕組みのようだ。
設置する場所は、ストレーナー(排水口のゴミ受け)や三角コーナーの底。水切りネットとの併用も可能で、その場合は水切りネットの下に敷いて使う。
カップ麺の油をどれくらいキャッチできのか
それでは『排水口 油・ゴミキャッチシート』の実力を見てみよう。今回は、余ったスープの処分で悩むカップ麺を流してみる。
処理前のスープは、油の塊がはっきりとわかるほど。これをシンクに流せば汚れて当たり前だ。
『排水口 油・ゴミキャッチシート』を敷いたストレーナーの上に流していく。
シートの水はけはやや悪く、勢いよく流すと横にこぼれてしまった。
食材カスはしっかりとキャッチしているものの、うーん、本当に油をキャッチしているのだろうか。
下に落ちたスープを見てみると……
スープから、油がほぼなくなっているではないか! 細かな油は残っているが、カップ麺に残っていた時とは全く別物。油の塊がないのがひと目でわかる。
ためしにスープを冷蔵庫に入れて油を固めてみたのだが、ほとんど固形の油はできなかった。『排水口 油・ゴミキャッチシート』がしっかりと、キャッチしてくれたようだ。これなら排水口の掃除もかなり楽になりそう。
シートの耳を掴めば、取り出しも簡単。
気になった点は、サイズが小さい(底のサイズしかない)ので、横から油や食材カスがこぼれてしまうこと、毎日使うには少々コスパが悪いこと(4枚入り110円)の2つ。性能は申し分ないので、改善されることを期待したい。
掃除の負担を軽減! 自炊派の人にもインスタント派の人にも助かるはず!
驚くほどのキャッチ力を見せてくれた『排水口 油・ゴミキャッチシート』。日々自炊する人はもちろん、カップ麺生活を送る人や掃除嫌いな人にも使いやすいアイテムだ。シート1枚を敷く労力で、掃除のストレスから解放されてみてはいかがだろうか。
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