ヒゲが生えていて眉毛がピョンと顔からはみ出したMr.Pのロゴでおなじみの、”成型“タイプのポテトチップスの定番製品『プリングルズ』。同シリーズを大好きな筆者が、新製品「アメリカンバーベキュー」「スモーキーサワークリーム」およびご当地フレーバー3種を含む、今食べられる9種14製品を、一気にお腹いっぱいになるまで食べ比べてみました。
世界140か国で愛される『プリングルズ』の魅力

日本ケロッグ『プリングルズ』は、世界140か国以上で販売されているポテトチップスの代表ブランド。日本での販売は1994年から。Mr.P(ミスター・ピー)は1968年のアメリカ発売以来のキャラクターで、筆者的には信頼の人物です。
プリングルズ最大の特徴は、やはり「成型ポテトチップス」であることでしょう。通常のポテトチップスはポテトをスライスして作りますが、成型タイプは、乾燥したポテトフレークをマッシュポテト状にして型で成型することで、均一な形に整えているのが特徴です。
そのためコンパクトに積み重ねやすく、独特のサクパリ食感と濃厚な味の乗りが特長です。日本では他に「チップスター」(ヤマザキビスケット)や「ポテトチップスクリスプ」(カルビー)などが成型タイプになります。
今食べられる! 全9種14製品ラインナップ
現行のラインナップは「定番フレーバー4種」「新発売2種」「地域限定フレーバー3種」の計9種14製品。プリングルズならではの味の濃さと香ばしさを感じるラインナップを食べていこうと思います。なお予備知識として知っておきたいのが、口に入れるとき、裏(凸面)にするか、表(凹面)にするかで味の濃さが違うということです。

うつぶせ(写真左)にすると味が濃く、仰向け(写真右)にすると味がマイルドになります。噛めば混ざるので、最初をしょっぱくするか、マイルドにするかの話です。
定番フレーバー4種を食べ比べ
定番の顔役! クリーミーな酸味がクセになる『プリングルズ サワークリーム&オニオン』

3種そろい踏み!
プリングルズの顔といえば、やっぱり『プリングルズ サワークリーム&オニオン』(48gショート缶・参考価格 税込106円※編集者調べ/105gロング缶・参考価格 税込247円※編集者調べ/ミニ・19g×5袋・参考価格 税込299円※編集者調べ・発売中)です。
「プリングルズ人気No.1フレーバー」として君臨、日本のポテトスナック市場においてサワークリーム&オニオン・フレーバーの人気拡大に大きく貢献した製品です。ショート缶・ロング缶・ミニと3サイズそろった豊富なサイズ展開も楽しいですね。中でもショート缶のほどよい罪悪感軽減っぷりに、筆者はしてやられています。

そもそも登場当初は、サワークリーム自体の認知度が低く、オニオンまで加わって味の想像がつかなかったものですが、1枚食べて納得。マイルドクリーミーな酸味と、旨味炸裂のオニオンの風味が交わる、あの「プリングルズらしい濃さ」にはずっとハートをつかまれ続けています。
あらためて食べても、そのパリサクの食感がすごい。筆者はうつ伏せ食べが基本なのですが、軽やかに噛んで、歯の上でパリンとはじけさせるのが好きです。味の濃い薄いが絶妙に混じり合い、ポテトの香ばしさがひときわ感じられるのです。
ドリンクは炭酸シュワシュワのコーラ(「コカ・コーラ ゼロ」など)がおすすめです。成型ならではパリパリの薄さとサクサク感が炭酸とともに溶ける瞬間は、至福です。
たべきりサイズのミニは、コインのようなサイズ感で、また別の食感が楽しめます。
素材のおいしさで勝負する、飽きのこない『プリングルズ うましお』

『プリングルズ うましお』(48gショート缶・参考価格 税込106円※編集部調べ/105gロング缶・参考価格 税込247円※編集者調べ・発売中)は、シンプルな塩味の定番製品。プリングルズ特有のパリッとした食感はそのままに、ポテトまんまのおいしさを活かした、ポテトチップス好きなら気に入るはず。ショート缶とロング缶の2サイズ展開。
定期的に食べたくなるポテトそのものの素直な味と、しっかり塩味。味の主張が強すぎないので、いろいろなフレーバーを味わいすぎて舌が混乱したときに、リセットする役目も果たします。
クセがないので、家族みんなで食べるときの定番候補。
4種のチーズが重なるコク! 定番入りを果たした『プリングルズ Hi! CHEESE!』

『プリングルズ Hi! CHEESE!(ハイチーズ!)』(45gショート缶・参考価格 税込106円※編集者調べ/95gロング缶・参考価格 税込247円※編集者調べ/ミニ・19g×5袋・参考価格 税込299円※編集者調べ・2024年4月1日発売)は、2024年4月の発売以来、あっという間に人気定番製品の仲間入りを果たしたチーズフレーバーです。
パルメザン・チェダー・ブルー・グリュイエールという珍しい組み合わせの4種のチーズのフレーバーを贅沢に使用。缶を開けた瞬間から強力なチーズの香りに圧倒されますが、ひと口食べるとチーズのまろやかな味わいからほんのり酸味を帯びた味わいでうまい。
単なるチーズ味にとどまらない複雑なコクと、後味。ミニサイズでも、そこそこ食事感のある小腹撃退タイプです。
香ばしさにヤラれた『プリングルズ コンソメ&オニオン』

コンソメ味は定期的に食べたくなりますよね。
筆者が目下、ハマりにハマっているのが、『プリングルズ コンソメ&オニオン』(45gショート缶・参考価格 税込106円※編集者調べ・2025年3月24日発売)です。うつ伏せにした1枚を歯でパリンと割り、しょっぱい&しょっぱくないをうまくバランスさせて、ふんわり広がる香ばしいコンソメ風味を堪能したら、クセになりました。どこか駄菓子的なチープさを残しているところがおいしいのです。
2025年3月24日に定番ラインナップへ加入。コンソメフレーバーの定番製品としては2016年発売の「味わいコンソメ」以来、約9年ぶりの復活劇でした。肉&野菜のコクと香りをぎゅっと凝縮した香ばしさをまとめ上げる旨味のオニオンパウダー。日本人の嗜好に合わせてイチから開発されたフレーバーなのだとか。
現在のところ、ショート缶のみの展開です。
新発売のスモーキーなおつまみ向け2種を食べ比べ!

お菓子というよりお酒のおつまみ感の強い大人向けの2製品です。パッケージの色がいつもよりどぎつい印象だ。

どちらもスモーキーさが売りの製品なので、かなり濃いめの味が予想されます。
【NEW】海外定番が日本上陸! ジュージュー感みなぎる『プリングルズ アメリカンバーベキュー』

ポテトスナック市場で、バーベキュージャンルは2020年から2025年までに売上が約12%増加(インテージSRI+調べ 2025.01~2025.12)している現状を背景に、海外ではプリングルズの定番として長く親しまれてきたバーベキューフレーバーが、ついに日本初登場!Mr.Pもサングラスをかけてちょい悪オヤジ化しています。
『プリングルズ アメリカンバーベキュー』(95gロング缶・参考価格 税込247円※編集者調べ・2026年3月23日発売)は、フタをめくった途端に肉などがジュージューと焼かれているバーベキュー会場に迷い込んだような強力なフレーバーに圧倒されます。
一口食べると、スモーキーな香りと濃厚なコク、甘み・酸味のハーモニーが口内一杯に広がり、罪深い旨味が駆け抜けます。味もしっかり濃いめで、これはもうスナックというより、完全にお酒のお伴、おつまみ志向ですね。
ジャンクな味わいでビールががばがば進む、アメリカンなパーティーのご陽気おつまみとして大活躍確実。ラインナップはロング缶のみです。
【NEW】人気No.1のサワクリ進化系! スモーキーな辛口『プリングルズ スモーキーサワークリーム』

人気No.1フレーバー『サワークリーム&オニオン』の味わいを軸に、スモーキーな香りとほんのりスパイスをアクセントとして加えた進化系フレーバー『プリングルズ スモーキーサワークリーム』(45gショート缶・参考価格 税込106円※編集者調べ・2026年3月23日発売)。とにかく辛くてびっくりします。
すでにオーストラリアやニュージーランドで展開されている人気フレーバーの日本初上陸で、ひと口目から広がる香りとぴりっとしたスパイシー感が後をひくマイルドな辛さが特徴ですが、しっかりうまい。
パッケージは定番のサワークリームよりも深いグリーンと黒を採用し、濃厚な味わいとスモーキー感を表現しており、ハラペーニョ系の旨味のある辛さがあとを引きまくります。ビールというよりテキーラなどのスピリッツ系が似合いそうな刺激派。大人向けです。

ご当地フレーバー3種を制覇
基本的に各地方のお土産屋さんを主戦場に展開しているレアな製品を3つ紹介します。
【北海道土産】濃厚磯味『プリングルズ ほたてバターしょうゆ味』

北海道の土産店中心に入手できる『プリングルズ ほたてバターしょうゆ味』(53gショート缶)は、旨みたっぷりのほたてをコクのあるバターと香り豊かなしょうゆがジュージュー彩るほたてバター味。
バター由来の濃厚さと本来の塩味を、磯のフレーバーで仕上がった変わり味。ホタテ風味とじゃがいもで北海道が口の中に充満します。お土産にぴったりのオリジナルボックス付きで、オリジナルボックス付きの53g×3缶セットで展開。
関西魂炸裂、マヨ感みなぎる『プリングルズ たこ焼き味』

関西土産バージョンは『プリングルズ たこ焼き味』(53gショート缶)。たこ焼きソース、マヨネーズ、かつおぶしと紅しょうがのおいしさが絡み合った、プリングルズならではの濃厚な風味で圧倒。たこ焼きとポテトのマリアージュもジャンクでいい感じ。こちらもオリジナルボックス付きの53g×3缶セットで展開されています。
ピリ辛な大人向け九州味!『プリングルズ 明太子味』

九州土産バージョンは『プリングルズ 明太子(めんたいこ)味』(53gショート缶)で、明太子ならではの海鮮系の旨み・辛味が特徴。ただ激辛ではなく、ほどよい辛みなので舌が痛くなることはありません。これは大事。何しろエッジの利いたポテトチップは口の中を切りがち。そこに激辛が来ると悶絶するからです。
お酒のおつまみにぴったりな仕上がりで、53g×3缶の土産BOX仕様での展開です。何だったらご飯のお伴にもなります。
まとめ:きっちり濃い味、パリサク食感で旨味炸裂!いろいろな『プリングルズ』を楽しもう

今回9種14製品を一気に食べ比べてみました。ただ今回紹介した以外にも、期間限定製品もちょくちょく出ますので、それも楽しみです。
食べ比べて感じたのは守備範囲の広さ。いろいろなパリサクを濃いめの味で香ばしく食べられるという点で、一歩リードしていると思いました。とくにロング缶では、パッケージの上までしっかり入っているわけではないところに不満を感じる人もいるかもしれませんが、それでも内部にアルミ袋が入っておらず、フタをあければすかさず食べられる仕様は、筆者にとって大いに魅力です。
まだプリングルズ未体験ならば、初めの一歩は定番の『サワークリーム&オニオン』がおすすめ。プリングルズならではの、きっちりした塩味と、旨味へのこだわりがわかるからです。それでは良いプリングルズライフを!
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