【打倒ポケトーク!?】ネットなしでも利用できる翻訳機「ワールドスピーク」がキングジムから新発売

レビュー

キングジムは、翻訳機「ワールドスピーク」シリーズの新モデルとして、オンラインだけでなくオフライン翻訳にも対応し、持ち運びに便利なポータブル翻訳機「ワールドスピーク」HYP10を2019年12月6日より発売する。初年度販売目標数量は8万台だ。市場シェアが9割、発売台数が50万台を超える翻訳機の巨人、ソースネクストの「ポケトーク」にどこまで迫れるか、同社の今後の動向に注目だ。

ネット環境がなくても利用可能

2019年12月6日に発売されるポータブル翻訳機「ワールドスピーク」HYP10

「ワールドスピーク」HYP10は、ワンタッチ操作で翻訳できる、持ち運びに便利なポータブル翻訳機だ。本体の会話ボタンを押して本体に向かって話すと、翻訳結果が画面に表示され、音声でも聞くことができる。オンラインでの翻訳は、各国の言語に合わせて複数の翻訳エンジンから自動選択するため、高精度で翻訳できる。オフラインでも英語・中国語などの主要な17言語の翻訳が可能だという。ちなみに、ソースネクストの「ポケトーク」はオフライン翻訳には対応していない。

「ワールドスピーク」HYP10 新製品発表会の様子。

また、音声コマンド機能は、本体の「マジックホームボタン」を押し、言語名、もしくは国名を話すだけで、瞬時に翻訳言語を選択することが可能だ。実際に翻訳した内容は、履歴に残るだけでなく、よく使うフレーズなどをお気に入りに登録することができる。

言語を選択し、会話ボタンをワンプッシュで翻訳開始。

通信方法は、無線LANとモバイルデータ通信から選択でき、モバイルデータ通信には、時間帯問わず安定的な翻訳が可能なソフトバンク社の国内専用SIMカードと、178の国と地域で使用可能なグローバル対応SIMカードが用意。ラインアップは、本体のみ、グローバル対応SIM(1GB)付モデル、グローバル対応SIM(3GB)付モデル、国内専用SIM(2年間通信使い放題)付モデルの4モデルだ。

会話ボタンをワンプッシュして話しかける。

翻訳結果が表示される。

キングジムは、インバウンド対策に活用できる翻訳機として、2019年7月に発売した据え置きタイプの対話型翻訳機「ワールドスピーク」に加え、新たにポータブル翻訳機「ワールドスピーク」を発売することで、様々なシーンでの言語の壁をなくし、円滑なコミュニケーションの実現を目指す。

2019年7月に発売した据え置きタイプの対話型翻訳機「ワールドスピーク」。

ポータブル翻訳機「ワールドスピーク」の特長

(1)最適な翻訳エンジンを自動で選択し、高精度な翻訳が可能

各言語に合わせて複数の翻訳エンジンの中から最適な翻訳結果を自動で選択する。

(2)オンライン翻訳では翻訳機最多の155言語に対応し、瞬時に翻訳可能

英語、中国語などの主要言語の他、アイルランド語、サモア語など世界各国の言語に対応。

(3)オフライン翻訳では主要17言語が翻訳可能

電波の届かない場所でも翻訳ができるため、機内やアウトドア環境での使用ができる。

(4)言語選択に便利な音声コマンド機能搭載

音声で翻訳言語を選択できるため、多くの言語の中からスクロールして探す手間が省ける。

(5)会話ボタンをワンタッチするだけの簡単操作

会話ボタンを押し続ける必要がないため、どんな方でも簡単に操作することができる。

(6)よく使用するフレーズ50件をお気に入り登録

毎回翻訳する必要がないため、よりテンポの良いコミュニケーションが図れる。

接客ツールとしても大活躍。

ホテルのフロントや窓口業務に便利。

「ワールドスピーク」のラインアップ

※2 海外旅行を2 年間で合計14 日間、かつ翻訳機能を1 日2 時間程度使用可能な目安容量
※3 海外出張を2 年間で年8 回(3 日/ 回、合計24 日)、翻訳時間は1 日2 時間程度使用可能な目安容量
※4 ご利用データ通信量が月間2GB を超えた場合、月末までデータ通信速度の低速化(送受信時最大128Kbps)を行います。翌月初めに通常の通信速度に戻ります。
※5 上記各モデルのデータ容量が超えた時点で終了します。
※6 2019年11月時点

「ワールドスピーク」の製品仕様

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