ポータブル電源「パワーアーク」がおすすめ!大容量でも意外に軽量。充電方法、出力端子も豊富

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最新のスマホを、約50回フル充電できる容量を持っているし、LEDライトや携帯ラジオ用の充電池などの充電にも余裕で対応できる。また、ミニ冷蔵庫なら8〜15時間、32型液晶テレビで4〜6時間の利用が可能という。本体の作りが頑丈だから屋外で安心して活用できる。

今回のテストアイテムはこちらスマートタップ パワーアーク

実売価格例:6万6000円

●プロフィール
電池容量626ワット時を誇るポータブル電源。シガーソケットを含むDC12ボルト×3、USB×3、AC100ボルトコンセント×1の出力を装備し、300ワット時までの製品を接続できる。1ワットのライトも搭載。

機程度の大きさで、626ワット時のバッテリーを内蔵する。充電しながら使うこともでき、複数台を並列接続することも可能。

SPEC
●バッテリー容量/626.4Wh●定格出力/300W(AC)●バッテリータイプ/リチウムイオン●フル充電時間/約8~10時間●充電方法/AC、シガーソケット、ソーラーパネル(別売)●出力/AC×1、DC×2、USB×3、シガーソケット×1、LEDライト●サイズ/幅300mm×高さ242mm×奥行き193mm●重量/6kg

家庭用コンセントやカー電源でも充電可能

600ワット級のポータブル電源は、さぞ重かろうと思いつつパッケージから取り出したが、想像していたより軽かった。重量は、約6キロ。同程度の容量となる50アンペアの12ボルトカーバッテリーは、電池だけの重量で13キロほどなので、リチウムイオン電池の偉大さがわかる。

これだけの容量があると、充電にも時間がかかりそうだが、100ワットクラスの充電器が付属しており、家庭のコンセントで、空っぽから満タンまで8~10時間程度で充電できる。

車のシガーソケットから充電できるケーブルが付属しているほか、別売のソーラーパネルでの充電にも対応。本体には液晶画面が装備されており、バッテリー残量、充電電力、出力電力が常時表示されるのは便利である。

■正面に各種端子を配置

充電端子、出力端子、バックライト付きインジケーターを正面に配置。電池残量、充電・出力電力が常時表示されていて、状況把握が楽。

容量が大きく、本体は頑丈な作り

このクラスのポータブル電源ならば、アウトドアレジャー用としてはもちろん、緊急時用としても役立つだろう。

どの程度の能力があるのか、試しに、バッテリー満充電の状態で、定格55ワットの電気毛布をACコンセント出力につないで、温度調節「強」にして使ってみた(AC出力の標準設定では連続6時間でオートカットされるが、この設定は解除した)。8時間使用したところでバッテリー残量表示を見ると、40%となっていた。電気毛布の設定温度を「中」程度にすれば、二人分の電気毛布が、一晩使えそうである。

最新のスマホを、約50回フル充電できる容量を持っているし、LEDライトや携帯ラジオ用の充電池などの充電にも余裕で対応できる。また、ミニ冷蔵庫なら8〜15時間、32型液晶テレビで4〜6時間の利用が可能という。本体の作りが頑丈なので、屋外で安心して活用できる。

■側面にLEDライトを装備

側面に1ワットのLEDライトを搭載。便利な装備だが、本体が6キロなので手持ちでの利用には向かず、使い勝手に一工夫欲しいところ。

おすすめ度…A₊

充電方法、出力端子が豊富。充電時間も速く、ポータブル電源として理想的

ココが〇

大容量ながら、意外に軽量で堅ろう。充電方法、出力のバリエーションが多く、充電も速い。現状では、最も理想的なポータブル電源である。

ココが✕

電源としての弱点は見当たらないが、横向きで固定式のライトは使いにくい。テント内でランタンのように使える照明があるとうれしい。

※文中の「オススメ度」は、「A+」から「C-」までの9段階評価になっています。

文/福多利夫(フリーライター)

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