DJI Japanは、アクションカメラの「Osmo Action」シリーズの新モデルとして「Osmo Action 3」を発売した。本機は、4K/120fps撮影に対応した1/1.7インチのイメージセンサーを搭載しており、155°の超広角となる視野角と、電子式映像ブレ補正を複数搭載などにより、滑らかで迫力のある映像を録ることができるモデルとなっている。
DJI
Osmo Action 3
●価格:標準コンポ=4万7300円、アドベンチャーコンポ=6万6000円
DJI Japanは、アクションカメラの「Osmo Action」シリーズの新モデルとして「Osmo Action 3」を発売した。
本機は、4K/120fps撮影に対応した1/1.7インチのイメージセンサーを搭載しており、155°の超広角となる視野角と、電子式映像ブレ補正を複数搭載などにより、滑らかで迫力のある映像を録ることができるモデルとなっている。
電子式映像ブレ補正には、あらゆる方向のカメラ揺れを効率的に補正し、最大4K/120fpsの撮影に対応した「RockSteady 3.0」と、全方向のカメラ揺れを補正し、本体がどんなに傾いても水平を維持し、激しい衝撃や360°の回転でも映像を水平に保つように補正する「HorizonSteady」を搭載しているから、安定した滑らかな映像を録ることができる。
また、縦向き撮影にも対応しているから、SNSの投稿にも便利に使える。本体には、縦向き用のマウントシステムを内蔵しているから、オートバイや自転車のハンドルバーやヘルメットなどに瞬時に取り付けることが可能だ。
防水性能も備えており、本機単体でも水深16mまで対応するから、防水ケースがない状態でも存分に水中撮影を楽しめる。さらに、前面と背面の画面及びレンズカバーには、摩耗や傷に強い高強度のゴリラガラスを使用。1.5mの耐衝撃性も備えているうえ、撥水コーティングが施されているから、不要な水滴を素早くはじいて、映像画質への影響を抑えることができる。
本機は、両手が塞がっている場合でも、高い精度で音声コマンドを認識することができるため、目の前のアクションに集中しながら、カメラを操作することができる。また、画面が見えない状態でも、クイックスイッチボタンを短めに押すと、カメラが現在の撮影モードを音声で知らせてくれるから、カメラをヘルメットや直接見ることができない場所に取り付けている場合でも、必要なモードを正確に選択することが可能だ。
専用アプリ「DJI Mimo」を使用しての編集では、クラウドコンピューティング技術とAIアルゴリズムを駆使して、撮影映像からセルフィースティックを消すこともできるなど、まるでプロが撮影したかのような映像に仕上げられる。
付属するバッテリーは、最大160分間の録画を可能にした1770mAhのエクストリームバッテリーで、-20℃という低温にも対応するうえ、アクションカメラとしては初となる急速充電にも対応したバッテリーになっている。急速充電では、わずか18分で80%まで充電することができ、50分で完全に充電することが可能となっている。
本体サイズは、幅70.5mm、奥行き44.2mm、高さ32.8mm、重さは、145g。防水性能は、ケース無しで16m、ケース有で60m。液晶モニターは、フロントが1.4インチで、リアが2.25インチ。記録媒体は、microSDカード(最大256GB)。イメージセンサーは、1/1.7インチCMOSセンサー。ISO感度は、100~1万2800。ズームはデジタルで、写真撮影時は4倍、動画時は2倍となっている。
◆DJI:「Osmo Action 3」 の公式サイト
※価格は記事作成当時のものです。