【より機能的に、より暖かく】冬の定番「ヒートテック」が世代を超えて愛される理由

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趣味趣向の個別化がますます進んでいるのかと思いきや、意外な共通事項があるという。それがユニクロのヒートテックだ。ユニクロから平成初期~平成30年での服の進化についての興味深い検証レポートが発表された。

●平成初期のファッションイメージ

イラスト&写真 ユニクロ

平成の服の進化についての検証レポートが発表された

スマホに代表される情報機器を7割近い人が所有し、気の合う人とSNSに時間を費やし、共通体験として同じTVやラジオ番組や映画や音楽を日常的に視聴することは少なく、主に一人で鑑賞。趣味趣向の個別化がますます進んでいるのかと思いきや、意外な共通事項があるという。それがユニクロのヒートテックだ。土日にチラシを見て、冬物を物色する方も多い。ヒートテックやダウンのコーナーには幅広い年齢の方を見かける。ユニクロから、平成初期~平成30年での服の進化についての研究レポートが発表された。

平成初期の流行ファッションと言えと必ず出てくるホディコン、ワンレン、肩パットなどで現在とはだいぶ違うものだった。服そのものの機能性も大幅に進化しているという。平成初期の特徴は重ね着、重いコートが当たり前。ユニクロで当時の服を再現すると約2.5kg。確かにダウンやコートは丈夫だけど重いものが多かった。一方平成30年になるとヒートテックやウルトラライトダウンを着た場合、トータル1.2kgと約半分の重量となるという。

着ぶくれしていた時代と違い軽く、機能的なファッションになったと分析している。ユニクロが2003年に発売したヒートテックは今年で15周年。もちろん、ヒートテックを全く知らない人もいるだろうが、日本全国の20~49歳の男女549名にアンケートを調査したところ67.8%の人がヒートテックを購入したことがあると答えたという。

●平成30年のファッションイメージ

シュミレーションでは重ね着すると約2..5kgになったという。

現在では約1.2kgと半分の重量。

ヒートテックの発熱の仕組みはこう次のようだという。人の体から発散される水分が、肌と生地の間を激しく動き回り、その水分子を吸湿性に優れた繊維が吸着。それでも動こうとする水の分子エネルギーが熱エネルギーに変わると説明している。
リクツは別にして、着ると温かく、軽くていいとな思っている人は世代を問わず多いだろう。さらに現在は発熱と機能性プラスして着心地を追求するという進化しているという。

「持ってた」「今も現役」の声が聞こえそうだ。

また同社の1200人への別の調査によると、記憶に残る平成冬のアイテムに78.1%の人がヒートテックと答え、2位にダウンコート、3位にムートンブーツ、4位にフリース、5位にモッズコートと答えている。世代別にみてもダントツで1位はヒートテック。2位は10代はMA-1、20代はモッズコート、30代以降は全てダウンコートと少し差異が見られる。2位の2つのアイテムは所有していたことがあり、懐かしいと感じる人、もしくは現在も持っていて現役バリバリで着ている方も多いだろう。しかし、全世代で記憶に残る平成冬のアイテムとしてヒートテックが選ばれているのが興味深い。

流行りのアイテムが長く愛されて、最新機能を持つスタンダードな定番商品になったといえるのだろう。平成の次の時代、どんな定番商品が生まれてくるのだろうか。

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特選街web編集部

1979年に創刊された老舗商品情報誌「特選街」(マキノ出版)を起源とし、のちにウェブマガジン「特選街web」として生活に役立つ商品情報を発信。2023年6月よりブティック社が運営を引き継ぎ、同年7月に新編集部でリスタート。

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