ファーウェイ・ジャパンは、体組成計の最新ハイエンドモデルとなる「HUAWEI Scale 3 Pro」を発売した。本機は、8つの電極とデュアル周波数の電流測定方法を採用したことで、細胞外液だけでなく、細胞内液の測定も正確にできるようになり、体組成測定結果の精度を向上させることが可能となった。
ファーウェイ
HUAWEI Scale 3 Pro
●実売価格:1万780円程度
8つの電極で22項目をプロフェッショナルに測定できる体組成計
ファーウェイ・ジャパンは、体組成計の最新ハイエンドモデルとなる「HUAWEI Scale 3 Pro」を発売した。
本機は、従来モデルで採用していた4電極のスマート体重計とは違い、8つの電極を使うことにより、足と手に電極が接触することで下肢と上肢を測定が可能となった。これによりこれまで以上に正確な全身のデータを取得することができるようになった。また、単一ではなくデュアル周波数の電流測定方法を採用したことにより、細胞外液だけでなく細胞内液の測定も正確にできるようになり、体組成測定結果の精度をより向上させることが可能となった。
本機を「HUAWEI Health」アプリを使ってスマホと同期すれば、ワンタップで詳細な体組成分析結果を得ることができる。また、12種類の一般的な身体指標と部位別(右腕・左腕・胴・右脚・左脚)の体脂肪量と骨格筋量、計22項目のデータを知ることが可能。
同社独自の体組成検出アルゴリズム「HUAWEI TruFit」は、インピーダンス(電気抵抗値)などのパラメーターを元に、大規模なデータ検証とAI技術を組み合わせることで体組成指標を測定している。今回、アップデートされた体組成検出アルゴリズム「HUAWEI TruFit 2.0」では、低周波電流と高周波電流のデュアル周波数を採用したことで、これまで以上に精度の高い測定が可能となった。
本機は、Wi-Fi とBluetoothの両方で接続が可能だから、WiFiで接続すれば、アプリを開かなくても自動で体重が記録される。また、過去のデータに基づいて、家族を自動で識別。すべての記録は自動的にクラウドにアップロードされ、関連アカウントに送信されるので、好きな時にスマホで確認することができる。最大で10アカウント100人まで登録が可能。また、ゲストモードも搭載しており、HUAWEI Healthアプリを開いて、ゲストの情報(性別、身長、年齢)を入力すれば、すぐに測定する事もできる。ただし、ゲストモードの測定データは、共有はできるものの、本体には保存されず、測定後に削除されるようになっている。
本体は、サンドブラスト加工を施したガラスにより快適な触り心地で滑りにくく安全にできている。グリップは埋め込み式デザインになっており、伸ばせるコードもグリップと一緒に本体にすっきり収納することができる。また、数値部分は、透明導電性フィルムにLEDデジタル表示がされ、はっきりと目で確認することが可能。さらに、転倒防止のため、裏面の脚部は3.6mmと低い設計となっており、脚部の底には、衝撃吸収と滑り止め効果のあるシリコン素材を使用している。
本体サイズは、(約)幅230mm、奥行き320mm、厚み29mm、重さは、約2.25Kg。対応OSは、Android6.0以降、及びiOS9.0以降に対応する。主な測定項目は、体重、BMI値、体脂肪率、除脂肪体重、骨格筋量、体内水分率、たんぱく質、骨ミネラル量、内臓脂肪、基礎代謝量、心拍数、四肢骨格筋などとなっている。
※価格は記事作成当時のものです。