誰しもが心の中に何かを抱えています。そんな自分の感情と向き合う作業を繰り返しながら、人は成長するもの。自分なりに心を整える術もいくつか持っておきたいですよね。最近、筆者が取り入れているのが『セキララカード(Sekirara Card)』。様々な種類があるのですが、今回は「私」にフォーカスして、自分と向き合う「セルフケアカード」と「セルフリフレクションカード」をご紹介します。
「セキララカード」とは?
分かっているようで分からない、本当の自分と「赤裸々」に向き合って自分を知る
どんなシーンにおいても大切になってくるのが、自分自身の在り方と他者とのコミュニケーション。「自分を知る」というのも、シンプルがゆえに迷走してしまったりしますよね。心が乱れることは誰しもあります。それは自然なこと。そこにどう向き合うか、どう吸収して成長していくか。人それぞれの向き合い方があると思います。

BE HONEST 正直に言う
情報過多の現代、手元の小さな世界に情報が次々と流れてきます。悩んでいる時などは、その内容を検索してひたすら色んな情報にかき乱される。そんな経験を持つ人も多いのではないでしょうか。知っているようで、実はちゃんと語ることが出来ない自分。今回は株式会社セキララカードが開発・販売する自分を深堀りするツール『セキララカード』をご紹介します。
『セキララカード』は、次世代コミュニケーションツール。対人関係の中でお互いをより深く知るためのカードとして誕生。お題が書いてあるカードを引いて、それに答えるというシンプルなものです。海外にはカップル用のコミュニケーションカードがあり、これをヒントに作られたのだとか。
「大阪大学大学院 人間科学研究科 岡田助教監修」商品とのこと。(公式サイトより)
カードの種類は現在、「カップル・夫婦」、「フレンズ・職場」、「セルフケア」、「セルフリフレクション」、「アダルトカード」、「人生インタビューカード 家族用」、「失恋カード」の7種類のカードが発売されています。(※2025年9月現在)
「赤裸々(セキララ)」とは、言動や感情を包み隠さず、ありのままにさらけ出すこと。さぁ、あなたも自分自身にセキララになってみましょう。
1. 自分と向き合う「セルフケアカード」
セキララカード『セルフケアカード』(50枚入り・税込2,980円・発売中)
対象:自分自身
内容:過去・現在・未来の自分について
「今でも覚えてるうれしかった褒め言葉は?」「昔は必要だったけど、もう自分に必要ないものは?」「自分の中にどんな矛盾があると思う?」など、自分の気持ちや価値観、生き方を見つめ直すための「50個の問い」が詰まったセルフケア用カード。忙しい日常に少し立ち止まる時間をくれる、お守りのようなアイテム。
2. 自分と深い対話をしたいあなたへ「セルフリフレクション」
セキララカード『セルフリフレクション用』(50枚入り・税込2,980円・発売中)
対象:もっと深く自分と向き合いたい方
内容:本音・価値観
「最近、自分で一番わくわくする成長は?」「1年前の自分が驚くような最近の出来事は?」「自分の人生で譲れないことは?」など、過去を振り返り未来を考える。セルフケアカードよりも自分を深掘る内容になっています。
「セキララカード」どう使う? 〜使い方を解説!
カードサイズは70m×120mm(※筆者調べ)。やや大判で厚みのあるしっかりとしたカードです。
ペラペラした感じはなく、簡単に折れたりはしない丈夫さがあります。
全カードに日本語と英語の記載があります。やり方はとても簡単。50枚の中から1枚を引いて、質問に答えるだけ。
「ジャーナリング(書く瞑想)」もしてみよう
頭の中で考えるだけでもいいですが、ノートに書き出す「ジャーナリング」もしてみましょう。自分の感情や考えをありのままに書き出すことは、心を整理するための方法のひとつ。文章をまとめたりする必要はありません。頭に思い浮かんだことをとにかく書き留める「書く瞑想」とも言われており、自己理解を深めていくことができます。普段、モヤモヤ抱えていることを言語化して書き出すことで新たな気付きが生まれます。
ノートや筆記具選びにもワクワク!
書き出すためのノートや筆記具の準備を楽しんでみるのもいいかもしれません。お店に行き、お気に入りのノートと筆記具を見つける。その過程で知らなかった商品に出会えたり、何気なく手にとった筆記具がとても書きやすくて感動したり。文房具好きの筆者には、そんな行動も楽しい瞬間です。
自分の心地良いと思う方法で取り入れてみよう
箱の中には、使い方のカードも1枚入っていて、こう書かれています。
1. ゆっくり1人になれる場所を探そう
2. 携帯の電源を切ろう
3. 深呼吸をしてリラックスしよう
4. カードを一枚引いて、質問に答えよう
もちろん、この通りにしなくてもOK。開封したばかりのカードは1から50まで順番に並んでいます。順番通りひとつずつ答えていくのもよし、質問を見て答えやすいカードを選ぶのもよし。すべては自分が心地よいと思う方法で取り入れてみましょう。
筆者はタロットカードのような感覚で、カードを数回カットしていきます。
1番上にあるカードをめくって、そのお題に答えるという方法で楽しんでいます。
自分のことを答えると見えてくるもの

一番しんどかったときの自分にかけたい言葉は?
どんな質問かなというワクワク感も楽しみながら。答えたことのあるカードが出た時には、違うカードを改めて引き直したり。前回答えた時から時間が経過していれば、また別の感情になっている場合もあるのであえて答えてみたりと、とにかく自分の直感を大事に答えるようにしています。
あらためて自分のことを書き出そうと思うと、はじめはうまく出来ない感覚があるかもしれません。思うように言葉が出てこなかったりもするでしょう。それも全部受け止めてOK。1行で書き終えてしまうこともあれば、1ページぎっしりとノートが埋まることもあります。
答えはいつでも自分の中にある
自分自身がポジティブな時、ネガティブな時によっても質問に対する答えは変わってきますよね。筆者は夜の落ち着いた時間や、デジタルツールから強制的に離れたい気分の時などに取り入れています。ノートは自分しか見ないので、思ったことは何でも書き出していく。この作業を続けていくと、不思議と心がスッキリとしていく体感が得られるようになっていきます。
自分を労わるセルフケア、自己理解を深めるセルフリフレクション

FOR YOURSELF あなたのために
楽しい時も、悲しい時も、ありのままの自分を受け止める。知っているようで、分かっていない本当の自分のこと。「セルフケア」・「セルフリフレクション」のカードが気になったということは、もしかしたら、あなたは「今の自分を変えたい」と思っている何かがあるのかもしれません。

アプリ「カップル質問ゲーム」もあるようです
自分を癒す、自愛する時間に『セキララカード』で気軽に質問に答えてみる。筆者には、自分と向き合う時間を作るひとつのキッカケになっています。
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