増えすぎた写真や動画は、ざっくり仕分けして管理しましょう。【解説】カール友波(お片づけプレゼンター)
著者のプロフィール
カール友波(となみ)
大阪芸術大学デザイン学科インテリア専攻卒業。整理収納アドバイザー1級。整理収納アドバイザー2級認定講師。子育てが一段落した後、大手家事代行会社のお片づけ部門を立上げ、様々なお客様のニーズに応えながら整理収納サービスに邁進。独立後、埼玉県内、都内、首都圏を中心に整理収納アドバイザー2級認定講座、「親子で学ぶおかたづけ」などのセミナーを開催。「カールく明るくお片づけ」のキャッチフレーズで重苦しくなりがちなお片づけがその人なりのペースでできると評判を呼ぶ。日本ではじめて生涯教育としてのお片づけ=「かたいく」を提唱し、普及に努めている。
▼お片づけアドバイス(公式サイト)
▼リアルおかたづけ(ブログ)
▼カール友波(Facebook)
本稿は『子どもがどんどん整理整頓したくなる!お片づけ帖』(永岡書店)から一部を抜粋して掲載しています。
写真・動画の整理の仕方
ベストな写真、動画をランク分けして保管!
「写真や動画は撮りっぱなし」で整理にお悩みの方は多いですね。写真や動画の保管目的は、見て楽しむことと、将来に残すことの2つ。この目的のために、どの程度時間とお金をかけたいかを考えましょう。
毎日写真や動画を撮れる現状で、すべてをきちんと整理するのは大変です。ベストショット、1軍、2軍とざっくり仕分けして、最低限ベストショットだけでもしっかり管理しましょう。
ベストショットは、見て楽しむために、写真はプリントして写真立てに、動画はDVDに焼いてテレビ台などみんなが目にしやすい場所に。
一軍は?
1軍は、イベントや季節ごとのフォトブックや、1年間の写真を編集したイヤーアルバムにして、リビングの本棚など家族が手にとりやすい場所に。イヤーアルバムはある程度費用がかかるので、「あれもこれも残したい」という執着を取り去ること。毎年同じデザインで注文すれば、並べてもきれいです。
二軍は?
2軍の写真や動画は「ざっくり整理」で対応。プリント写真は、時系列で箱に立てて保管、写真、動画データも年月日ごとのフォルダーで保管すれば、「あの時の写真が必要」という時にすぐ対応できます。パソコンは破損した場合に備えてネット上を含めて最低3種類の方法での保管がおすすめです。
なお、本稿は『子どもがどんどん整理整頓したくなる!お片づけ帖』(永岡書店)から一部を抜粋して掲載しています。下記の本は、知りたい情報の全文がコンパクトにまとまった一冊です。詳しくは以下のリンクをご参照ください。
※(9)「収納グッズ」はこちら