ジャガイモの生育初期は適度の水分をほしがるため、コンテナ栽培は水やりに注意します。温暖な地方では、8月下旬~9月上旬に植えて11~12月に収穫できます。また、大きな袋を利用しても栽培できます。小さなタネイモから大きなイモがごろごろ出てくる感動をベランダで味わってみましょう。じゃがいもをプランターで育てるポイントについて、書籍『決定版 一年中楽しめるコンテナ野菜づくり 85種』著者の金田初代さんに解説していただきました。

解説者のプロフィール

金田初代(かねだ・はつよ)

1945年茨城県に生まれる。東洋大学卒業後、出版社勤務。現在、植物専門のフィルムライブラリー(株)アルスフォト企画に勤務。著書に『花の事典』、『色・季節でひける花の事典820種』、『これだけは知っておきたい 園芸の基礎知識』(以上西東社)、『庭で楽しむ四季の花』、『鉢花&寄せ植えの花』、『花木&庭木図鑑』(以上主婦の友社)、『花のいろいろ』(実業之日本社)、『一日ひとつの花図鑑』、『おいしい山菜・野草の見分け方・食べ方』(PHP研究所)、『季節を知らせる花』(講談社)などがある。

金田洋一郎(かねだ・よういちろう)

1942年生まれ。滋賀県出身。日本大学芸術学部写真科卒。フィルムライブラリー(株)アルスフォト企画を経営。植物写真を撮って三十余年。園芸植物の写真を中心に撮影活動に従事し、多数の出版物、印刷物に写真を提供。花の写真の撮り方などの著書も多数ある。
▼ブログ:柿上猿麻呂の「花、菜園、旅」の週間フォトニュース

本稿は『決定版 一年中楽しめるコンテナ野菜づくり 85種』(西東社)の中から一部を編集・再構成して掲載しています。

イラスト/西谷 久、竹口睦郁

ジャガイモ

画像1: ジャガイモ

置き場所
日当たり・風通しのよい場所

コンテナサイズ%%{ulbrown}
プランター または 鉢
※袋でも栽培可

栽培用土
根もの野菜用の配合土

画像2: ジャガイモ

石  灰:用土10ℓ当たり10g
化成肥料:用土10ℓ当たり20g

栽培カレンダー

画像3: ジャガイモ

栽培のポイント

ジャガイモはタネイモより上部にイモがつくため、植え付けるときは用土を少なめに入れて、まし土をして育てます。まし土が足りないと新イモが土の上に出てしまうので注意。

生育初期は適度の水分をほしがるため、コンテナ栽培は水やりに注意します。生育後期は乾かし気味に育てます。



This article is a sponsored article by
''.