今回紹介する『ウィリアムモリス デザイン バンブー フードストレージ』は、デザインとエコ素材に特徴がある新商品だ。すでにニュース記事で取り上げた商品だが、英国発のリバティプリント(緻密な花柄パターン主体の模様)好きの筆者なので、その使用感もレポートしてみたい。
竹ファイバー素材とエバーグリーンなデザインで、自然と調和したぬくもり感に
H.I.T.のロンドン発・雑貨ブランド「Jubilee」の『Jubilee ウィリアムモリス デザイン バンブー フードストレージ』(S、M、L 3個セット・税込4,257円・2023年7月25日発売)は、竹ファイバー素材を使ったサステナブルな商品。
どういうことかというと、竹が早く育ちすぎてしまうと通常は捨てられてしまう竹の繊維を利用していて、竹なので土に還ることから、プラスチックに代わるエコな素材として注目されているのだ。
もう一つの特徴はデザイン。野の草花や果物、鳥など自然をモチーフにした特徴的なデザインパターンで、壁紙やリバティプリントなど今なお世界で人気を博している。作家のウィリアム(・)モリスはイギリスのテキスタイルデザイナーで、19世紀を代表する「モダンデザインの父」とも称されている。
【使用感】実際に食品を入れて使ってみた
触ってみると、プラスチックと陶器の中間という印象で、気持ち程度にざらっとしていて、心なしか冷んやり感。重量もプラスチックと陶器の中間くらいだ。
S、M、Lサイズそれぞれ蓋付きで、SとMはシリコンプラスチック素材。Lのみ竹(バンブー)素材。保存容器としてはシリコンプラスチックの方が安心感はあるが、見た目や触感が最も竹感あるバンブー蓋は趣があり気に入っている。しかもLの絵柄はモリスの代表作「Strawberry Thief(イチゴ泥棒)」に合わせて、鳥と花の刻印がさりげなくあるのもポイント。
底にはロゴが。素朴で好きなテイスト。
S、M、Lの3種類の大きさがあるので、Sにはカットした梨を、Mにはきゅうりの浅漬けを、Lには茹でたサツマイモとトウモロコシを詰めてみた。梨にはラップもしつつ入れた方が、より鮮度が保てるようだ。
器のまま食卓に出しても様になる(気がする)。
冷蔵庫の中でもウィリアムモリスの存在感がすごい。もちろん重ねられて便利。なお、冷凍庫でも問題なく使えた。パッキンの合わせ具合も大丈夫だった。
使わないときは、マトリョーシカのように小を大に入れてまとめて収納できるので、かさばらないし無くさないので便利!
ギフトBOXに入って届くので、贈り物にも良さそう。
いつもの惣菜が一気にランクアップして見える
緻密な花柄主体のシックな色合いのこの容器に惣菜などの食品を入れると、中身は変わらなくてもたちまち格上げ感。日頃から眺めて楽しめる上、触感もどこかぬくもりを感じる。陶器と違って落としても割れないところも、食器割りがちな筆者としては安心感が高かった。
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