ヘッドホン出力を追加するアダプターを使う方法がある
愛用の有線ヘッドホンが使えなくなるというのは、スマホで高音質な音楽再生を楽しむために、高級モデルを購入したという人にとっては、かなり残念な話だ。それに、音声を圧縮して伝送するワイヤレス接続より、有線接続のほうが音質的には有利なので、有線接続で使いたいという人もいるだろう。
こんなときは、ヘッドホンアンプを使う手もあるが、ヘッドホン出力を追加するアダプターを使う方法もある。外出時など、手軽に使いたいときには有効だ。
ベルキン
RockStar F8J212BTWHT-A
実売価格例:4181円

iPhoneのLightining端子に接続してヘッドホン端子を追加できる。
愛用の有線ヘッドホンをブルートゥースレシーバーで活用する
快適にヘッドホンが使えるワイヤレス接続は気になるが、「今使っている有線のヘッドホンが気に入っているので、買い替えはしたくない」という人も少なくないだろう。そんな人におすすめなのが、ブルートゥースレシーバーだ。
これは、ヘッドホンに接続することで、スマホからワイヤレスで受信したデジタルデータをアナログ信号に変換してヘッドホンに送る機器。コンパクトなので、かさばらず、外出時でも手軽に使える。
エレコム
AD-C35WH
実売価格例:998円

USB Type-C端子に接続するアダプター。
また、ケーブル着脱式のイヤホンに対応したブルートゥースレシーバーも発売されている。これは、ケーブルを交換することでブルートゥース化するという製品だ。これらがあれば、お気に入りのヘッドホンをワイヤレスで使うことができる。
JPRiDE
JPT1
実売価格例:3480円
ヘッドホンの端子に接続すると、ワイヤレスで信号を受信できるユニット。
シュア
RMCE-BT1
実売価格例:1万3190円

MMCX端子用の着脱式ブルートゥースレシーバー。ケーブルを交換して使う。
解説/鳥居一豊(AVライター)
※価格は記事制作時のものです。