【双眼鏡レビュー】手ぶれ補正付きは本当に快適なのか? ケンコー・トキナーの手ぶれ有りと無しモデルと比較しながら夜明けのマガン、野鳥の森で試してみた

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野生動物や野鳥の観察や撮影になにかと便利な双眼鏡。筆者は最近、手ぶれ補正機構付きの双眼鏡を愛用しているのですが、手ぶれ補正機構なしの双眼鏡と比べて、価格差も含めて、どうなのか? をケンコー・トキナーの『VCスマート 14×30WP』と『ウルトラビューEXコンパクト 8×32』で比較検証しました。

憧れの手ぶれ補正付き双眼鏡

最低5万円を超える高価格帯で製品数も少ない

倍率が8倍の『ウルトラビューEXコンパクト 8×32』(写真:左)。倍率が14倍で手ぶれ補正機構付きの防振双眼鏡『VCスマート 14×30WP』(写真:右)。

 

筆者は本サイトの過去記事「新千歳空港から15分の近場でも出会える!雪の妖精シマエナガを見つけて、観察するためのコツを紹介【双眼鏡レビュー】」 -特選街webでも紹介しているように、どうも目が疲れやすく感じるエントリークラスの双眼鏡から中級クラスのケンコー・トキナー『ウルトラビューEXコンパクト 8×32』(108.5×49.5×124mm/375g・実勢価格30,000円前後・2022年11月18日発売)に双眼鏡を変更して、望遠レンズでの野生動物や野鳥の撮影の際にも双眼鏡を使用することが非常に多くなりました。

 

そして、使用頻度が上がったからこそ、さらに遠くをクリアに観察できて、観察時の自身の手ぶれを解決してくれる双眼鏡がほしくなったのです。筆者の場合、35mm判換算で1,000mm近い望遠レンズで撮影することも多く、倍率が8倍の『ウルトラビューEXコンパクト 8×3』では少し物足りなく感じることも起きてきたのです。しかし、8倍の『ウルトラビューEXコンパクト 8×32』でも、筆者の双眼鏡の構え方が悪いようで、自身の手ぶれによる画像の微振動やぶれが気になっており、さらに倍率の高い双眼鏡では、これらがより目立つ傾向にあると聞き、どうしていいものか、悩んでいました。

 

そんなときに手ぶれ補正を搭載した防振双眼鏡、同じくケンコー・トキナーの『VCスマート 14×30WP』(147×51×124mm/535g・実勢価格87,000円前後・2022年11月25日発売)を試してみないかというお話をいただき、実際に試してみたのです。倍率は14倍と、これまで使っていた『ウルトラビューEXコンパクト 8×32』の8倍よりも遠くのものをさらに大きく観察できます。しかもカメラ用望遠レンズでは今や常識の手ぶれ補正機構を搭載しているので、ぶれは劇的に軽減し、非常に見やすくとても満足です。しかし、価格差もかなり大きいですし、大きさなども違います。そこで筆者が感じた防振双眼鏡『VCスマート 14×30WP』と人気の中級機である『ウルトラビューEXコンパクト 8×32』の違いを実際に整理してみなさんに紹介したいと思います。

 

『VCスマート 14×30WP』 VS 『ウルトラビューEXコンパクト 8×32』

倍率:14倍と8倍 700mm相当と400mm相当?

どちらの双眼鏡の本体にもかなり大きめに倍率と対物レンズの有効径が記載されています。この情報から明るさやひとみ径も計算することができます。

 

双眼鏡のカタログ解説などをみていると、双眼鏡の倍率については、例えば『ウルトラビューEXコンパクト 8×32』の8倍であれば、80m先にいる人物が10m先にいるように見える、『VCスマート 14×30WP』の14倍であれば140m先にいる人が10m先にいるように見えると解説されていることが多いのですが、筆者はいまいちピンときていませんでした。

 

そこで、いろいろな資料を読んでいると、人間が普通に肉眼で眺めている風景を35mm判50mmレンズ相当と考えるなら、8倍の双眼鏡はカメラのレンズで400mm相当、14倍の双眼鏡は700mm相当という説を発見しました。カメラ業界では、すでに人間の普段の視野が50mmという説は疑問が呈されているので、完全に鵜呑みにはできない気もするのですが、普段から望遠レンズを使い慣れている筆者としては、なんとなくの把握がしやすいというメリットがあります。

 

そして、実際に筆者が野生動物や野鳥の撮影時に8倍の『ウルトラビューEXコンパクト 8×32』=400mm相当ではちょっと満足できないときに、いっしょに使っている望遠レンズが600mm相当や900mm相当であることを考えると納得がいくのです。そして14倍=700mm相当の『VCスマート 14×30WP』だと、しっくりくるのも当然といえるかもしれません。

 

ただし一般的に10倍を超える双眼鏡は手ぶれの影響を受けやすいので、手ぶれ防止機構を搭載した防振望遠鏡をすすめる記事などが多いです。これも確かにカメラのレンズで考えても10倍=500mm超望遠で手ぶれ補正なしは、かなりきついだろうと納得できるものがあるのです。

実勢価格:87,000円前後と30,000円前後 約2.9倍の価格差

『VCスマート 14×30WP』の手ぶれ補正機構のオンオフスイッチ。手ぶれ補正機構が付いているかどうかでかなり価格が違うのも事実です。

 

手ぶれ補正機構付きの『VCスマート 14×30W』は実勢価格が87,000円前後、これに対して手ぶれ補正機構なしの中級機『ウルトラビューEXコンパクト 8×32』が実勢価格30,000円前後です。その価格差は約2.9倍。

 

筆者が価格.comなどで調べた限りでいうと、日本国内で普通に流通している双眼鏡が約700種類、このうち300種類程度が実勢価格1万円以下のエントリー機で、1万円以上の双眼鏡が約400種類、このうち手ぶれ補正機構を搭載した防振双眼鏡は実は約30種類しかありません。そして、そのほぼすべてが5万円以上のいわゆる高級機です。

 

『VCスマート 14×30WP』も『ウルトラビューEXコンパクト 8×32』も双眼鏡の日本国内シェアで大きな割合をもつ、ケンコーブランド。この手ぶれ補正機構付きのハイエンドモデルが『VCスマート 14×30WP』で、小型・軽量で人気の中級機が『ウルトラビューEXコンパクト 8×32』です。

 

使用目的、必要な倍率(焦点距離)などにもよりますが、まずは手ぶれ補正機構なしでも使いやすい『ウルトラビューEXコンパクト 8×32』や『ウルトラビューEXコンパクト 10×32』あたりで双眼鏡の魅力を実際に感じてみて、もっと大きく、細部まで観察したいと感じたときに『VCスマート 14×30WP』や『VCスマート 10×30WP』を検討するのがいいかもしれません。

手ぶれ補正機構:ありとなし 防振補正角度は±3°まで対応

『VCスマート 14×30WP』の手ぶれ補正機構は単3形アルカリ乾電池1本で連続約10時間駆動します。単3形アルカリ乾電池は入手が容易なのもいいところです。

 

手ぶれ補正機構のない『ウルトラビューEXコンパクト 8×32』でも、それまで使っていた1万円以下のエントリー機に比べると圧倒的に見やすいのです。しかし、筆者が不満を感じたのは、望遠撮影時にいっしょに使っているカメラ用の望遠レンズに比べて、画像が細かく揺れたり、ぶれたりすること。これは筆者の双眼鏡の構え方に問題があるのかもしれません。ですが、逆にいうと筆者が普段使用しているカメラ用の望遠レンズはレンズの手ぶれ補正機構があるのはもちろん、カメラ本体にまで手ぶれ補正機構が装備されていることも珍しくありません。そのため手ぶれ補正機構のない双眼鏡の画像が揺れるのが気になるのかもしれないのです。

 

そこで導入したのが『VCスマート 14×30WP』。手ぶれ補正のオンオフはスライド式のスイッチをオンオフするだけ。双眼鏡をのぞきながら手ぶれ補正をオンにすると、それまで気になっていたぶれが一気になくなりました。

 

小鳥やエゾリスのような小さな動物なら、いままでの手ぶれ補正機構なしの双眼鏡では全体の形や動きを眺めていたのに対して、手ぶれ補正機構付きの双眼鏡では、その細かな表情やしぐさを細部まで観察することができます。『ウルトラビューEXコンパクト 8×32』と『VCスマート 14×30WP』では倍率も違うのですが、手ぶれが止まるだけで圧倒的に細部までしっかり観察できるのです。かなり感動的ですらあります。

大きさ・重さ:147×51×124mm・535gと108.5×49.5×124mm・375g

逆にわかりづらいというご指摘を受けそうですが、実際に重ねて置いてみると、大きさの違いはほとんど長さだけです。厚みや幅はほぼ同じなので、どちらも握りやすい。

 

『VCスマート 14×30WP』が147×51×124mm・535g、『ウルトラビューEXコンパクト 8×32』が108.5×49.5×124mm・375gというデータをみると「やっぱり手ぶれ補正機構付きは大きくて重いんだ」と思う方も多いでしょう。

 

しかし、冷静にみてみると大きさは長さが約4cm違うことを除けば厚みが1.5mm、幅に至ってはまったく同じです。ということは、実は双眼鏡をながめるために握ったときの感覚はほぼ変わらないということになります。全長が約4cm違うので構えた際のバランスが多少異なりますが、筆者のように男性としては手の小さな方も女性でも握りやすく、構えやすいサイズになっているといえます。

 

ちなみに約160gの重さの差のは、まったく無視できる差だと思いませんが、筆者が実際にお気に入りの野生動物の観察ルート、一周2時間程度で『VCスマート 14×30WP』を首から提げて歩くにはさほど気になることはありませんでした。それ以上に手ぶれ補正機構の恩恵を感じるシーンが多い印象です。

明るさ:4.4と16 実は明るさはかなり異なる

実は左の「ウルトラビューEXコンパクト 8×32」のほうが対物レンズの有効径が32mmとレンズが大きく、しかも倍率も低いので「VCスマート 14×30WP」より明るいのです。

 

カメラ用のレンズであれば、倍率=焦点距離と同じように気になるのがレンズの明るさです。カメラ用のレンズでは明るさはF○.○などと表記されて、その数値が小さいほど明るいレンズで、往々にしてお値段も上がっていきます。

 

これに対して双眼鏡の明るさは、そのままズバリ明るさとして表記され、計算方法は対物レンズの有効径を倍率で割って、その数値を2乗したものが明るさとなります。カメラのレンズの明るさを表すF値と異なり数値が大きいほど明るい双眼鏡というわけです。

 

『VCスマート 14×30WP』は対物レンズの有効径が30mm、倍率が14倍なので2.1(これをひとみ径といいます。単位はmm)。2.1の2乗なので明るさは4.4というわけです。これに対して『ウルトラビューEXコンパクト 8×32』は対物レンズの有効径が32mm、倍率が8倍なのでひとみ径は4mm、明るさは16となります。

 

手ぶれ補正機構をもたない『ウルトラビューEXコンパクト 8×32』のほうが倍率が低いこともありますが、かなり明るい双眼鏡をいうことができるのです。

コーティング:どちらもフルマルチコート

双眼鏡だけではなく、カメラのレンズなどにも光の透過率などを上げるために多層膜のコーティングがされていますが、このコーティングは予想以上に高コストなのです。

 

双眼鏡(レンズ)の明るさは、対物レンズの有効径や倍率から計算されますが、実際にはレンズの光の透過率などにも大きな影響を受けます。そのため使用するレンズのコーティングはとても重要なのですが、『VCスマート 14×30WP』も『ウルトラビューEXコンパクト 8×32』もケンコーのすべてのレンズとプリズム透過面に光の透過を最大限に上げる「フルマルチコート(高透過多層膜)」を施してあるので、クリアな視界を得ることができます。

 

アイレリーフ:14.0mmと15.2mm 15mmを超えるとハイアイポイント

どちらのモデルもひねることで見口の長さが調整できるツイストアップ見口を採用しているので、裸眼でも、メガネをかけても快適に対象を観察できます。

 

アイレリーフは普段双眼鏡を使わない方には聞き慣れない言葉でしょう。筆者もそうでした。これは双眼鏡を構える際に接眼レンズから目までの適切な距離のこと。『VCスマート 14×30WP』は14.0mm、『ウルトラビューEXコンパクト 8×32』は15.2mmとなっています。

 

アイレリーフの距離が長いほうが、長時間の観察でも目が疲れにくく、メガネをかけたままでも広い視野を確保できるので高性能とされており、15mm以上のアイレリーフが確保されている双眼鏡はハイアイポイントと呼ばれます。そのため『ウルトラビューEXコンパクト 8×32』はハイアイポイントの双眼鏡です。

 

実際に使用するときには接眼レンズから目までの適切な距離アイレリーフを調整するために見口を調整するのですが、『VCスマート 14×30WP』も『ウルトラビューEXコンパクト 8×32』もひねることでアイレリーフを調整できるツイストアップ見口を採用しているので、簡単に調整が可能です。

 

筆者は普段からメガネを掛けているのですが、ツイストアップ見口をメガネのときは短く、裸眼のときは長く設定することで、どちらの双眼鏡でも裸眼でも、メガネでもかなり快適に対象を観察することができています。

 

最短合焦距離:3.5mと2m 近くのものにしっかりピントを合わせられるのは便利

『ウルトラビューEXコンパクト 8×32』は接眼レンズ側、『VCスマート 14×30WP』は対物レンズ側に配置されたピントダイヤル。

 

最短合焦距離、もっとも近くはどのくらいの距離までピントを合わせることができるかの性能です。カメラのレンズでいえば最短撮影距離だといえます。これは意外と重要。超望遠レンズを抱えて、森や林のなかを被写体を探して歩いていると、びっくりするくらい近くに目的の被写体が現れる大チャンスが訪れることがあります。このときに最短合焦距離=最短合焦距離が長いと、近すぎて目的の被写体から撮影者(観察者)が必死に離れるという謎の現象が起きるのです。

 

そのため、自身の双眼鏡や撮影用レンズの最短合焦距離(最短撮影距離)をしっかりと把握しておくことと、最短合焦距離が短い必要性があります。倍率(焦点距離)の差を考えると「VCスマート 14×30WP」の3.5m、『ウルトラビューEXコンパクト 8×32』の2mは妥当でしょう。しかし、屋内などでは最短合焦距値が2mの『ウルトラビューEXコンパクト 8×32』のほうが優位なこともあると思います。

 

筆者の場合、自宅での我が子の推し活、タブレットやテレビを見ている我が子を双眼鏡でアップで観察するといった活動の際には、最短撮影距離が短いほうが優位といった点もあるので、しっかりとチェックするポイントのひとつです。

防水性:どちらもIPX7相当の防水 水深1m相当(10分間)に準拠

『VCスマート 14×30WP』の本体にはかなり目立つ位置に「WATERPROOF」の文字が印刷されています。屋外での使用を考えるとかなり重要な機能です。

 

ケンコー・トキナーの公式WEBサイトによると『VCスマート 14×30WP』も『ウルトラビューEXコンパクト 8×32』もJISB7261(ISO9022-8)に準拠し、IP評価においてはIPX710分間相当)にする防水設計となってます。水深1mで10分間までは問題ないということです。

 

心配する多くの場合は、森や林などを歩いている際ににわか雨などで双眼鏡が濡れることですが、雨程度であれば『VCスマート 14×30WP』も『ウルトラビューEXコンパクト 8×32』も問題なしということです。屋外のライブなどで雨が降った場合もどちらも安心して使えるということになります。屋外やアウトドアフィールド、水辺などで双眼鏡を使用する方にとっては、この性能は大きなアドバンテージになるかもしれません。

 

まずは「ウルトラビューEXコンパクト 8×32」のような中級機

最終的には手ぶれ補正機構付きの「VCスマート 14×30WP」がほしくなる

日本国内で最北かつ最大のマガンの寄留地といわれる美唄市の宮島沼でも両双眼鏡をテストしましたが、『VCスマート 14×30WP』の手ぶれ補正は非常に強力でした。

 

カメラ用のレンズでは、クルマのパワステにように普及しているので、すっかりあるのが当たり前になっていた手ぶれ補正機構ですが、『VCスマート 14×30WP』で実際にオンオフを試してみると、その絶大な効果には、驚きを通り越して、ちょっとした感動すら覚えます。より遠くを詳細に観察したいと考えるなら、手ぶれ補正機構付きの防振双眼鏡は非常におすすめです。

 

とはいえ、気になるのは価格でしょう。高性能で小型・軽量の中級機の『ウルトラビューEXコンパクト 8×32』の実勢価格が30,000円前後、これに対して防振双眼鏡の『VCスマート 14×30WP』は87,000円前後ですから、その価格差は無視できないものがあります。

 

筆者も実際、1万円以下のエントリークラスの双眼鏡から、中級機の『ウルトラビューEXコンパクト 8×32』、そして今回の『VCスマート 14×30WP』とステップアップしてきたことを考えると、いきなりフラッグシップモデルの防振双眼鏡『VCスマート 14×30WP』はすすめづらいところもあります。

 

実際、8倍、400mm程度の望遠効果で問題ないという方には『ウルトラビューEXコンパクト 8×32』で十分なことも多いからです。筆者の場合、カメラ用の望遠レンズでの撮影時に使用することが多いので、撮影の使用する望遠レンズのほとんどが35mm判で500mm〜1000mm前後ということもあり8倍では望遠効果に不満を感じ、10倍を超える双眼鏡に興味をもったところ、望遠倍率が上がるとより気になる自身の手ぶれや微振動を解決するために、防振双眼鏡の『VCスマート 14×30WP』を導入したわけです。

『VCスマート 14×30WP』は夕暮れや夜明けの薄暗い時間帯にも大きな効果を発揮してくれるので、屋内のコンサートなどにも優位なので、筆者のようにアウトドアだけでなく、推し活などにも使用する方にもおすすめできます。アウトドアと推し活の両方を楽しんでいる方なら2度おいしいともいえるでしょう。

 

手ぶれ補正付きの望遠鏡に価格差以上に価値があるかと聞かれれば、現在すっかり防振双眼鏡の『VCスマート 14×30WP』を中心に使っている筆者は自信をもって「イエス」なのです。しかし、これには個人差があるでしょう。実は『VCスマート 14×30WP』を販売しているケンコー・トキナーオンラインショップ公式店では『VCスマート 14×30WP』のお試しサービスを行っています。7日間で5,500円、30日間で8,800円と意外とリーズナブルなので、一度実際に試してみるのもありでしょう。きっと手ぶれ補正のオンオフの違いにびっくりすると思います。

ケンコー・トキナー公式サイト

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齋藤千歳(フォトグラファーライター)

元月刊カメラ誌編集者。新しいレンズやカメラをみると、解像力やぼけディスク、周辺光量といったチャートを撮影したくなる性癖があり、それらをまとめたAmazon Kindle電子書籍「レンズデータベース」などを出版中。まとめたデータを元にしたレンズやカメラのレビューも多い。使ったもの、買ったものをレビューしたくなるクセもあり、カメラアクセサリー、車中泊・キャンピングカーグッズなどの記事も執筆。現在はキャンピングカーを「方丈号」と名付け、約9㎡の仕事部屋として、車内で撮影や執筆・レビューなどを行っている。北海道の美しい風景や魅力を発信できればと活動中。

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