クラウドのデータの消失や流出の可能性は極めて低い。データの消失については、複数のデータセンターで保存するなど、何重にも安全対策が施されている。流出については、データセンターは極めて厳重なセキュリティ対策が施されている。少なくとも、自宅のパソコンや手持ちのスマホ、データを保存したUSBメモリーなどとは比較にならないほど高レベルだ。

クラウドのデータが消失・流出することはない?

複数のデータセンターで保存する

データの消失や流出は、まったくないとはいい切れないが、その可能性は極めて低い。

まず消失だが、データを保存していた記憶装置が故障すれば読み出せなくなるし、操作ミスや設定ミスで削除されることも考えられる。しかし、そうなるとその会社は一気に信頼を失うので、何重にも安全対策が施されている。

例えば、ミラーリングといって、2台のハードディスクに同じデータを保存して片方が故障しても、もう一方は残るようにするのは基本中の基本。地理的に離れた場所にデータセンターと呼ばれる大型施設を作って、その両方にデータを保存するといったことが普通に行われている。これによって、片方が大災害などで停止しても、もう一方でサービスを継続できる。

画像: クラウドサービスでは、複数のデータセンターで同じデータのバックアップをいくつも取り、データの消失などを防いでいる。

クラウドサービスでは、複数のデータセンターで同じデータのバックアップをいくつも取り、データの消失などを防いでいる。

データの流出は、ときどきニュースになるが、そのほとんどはユーザーの名前やIDなどで、写真や文書の流出は少ない。しかも、前述のデータセンターは極めて厳重なセキュリティ対策が施されている。

少なくとも、自宅のパソコンや手持ちのスマホ、データを保存したUSBメモリーなどとは比較にならないほど高レベル。例えるなら、パソコンやスマホにデータを保存しているのは、財布や手提げ金庫に現金を入れている状態で、クラウドに保存するのは銀行に預けるイメージだ。

解説/下島朗(エントラータ)

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