スマホの進化は極めて早く、短期間での買い替えを余儀なくされている人も多いだろう。そんなとき、ネックとなるのが古いスマホの存在だ。処分してもいいが、他に使い道がないものかと思案している人におすすめしたいのが、アプリを活用したスマホのフォトフレーム化だ。今回は、アプリの導入方法や使い方、設定などを初心者向けにわかりやすく解説する。

不要なスマホを「Footo」でフォトフレーム化する

これだけスマホの進化が早いと、誰しも古いスマホの1台や2台は家に眠っているはず。もはや、日の目を見ることはないとはわかっていても、故障しているわけでもないのに処分してしまうのもなんとなく抵抗があるだろう。

そんなときは、不要なスマホをフォトフレーム化して再利用するのがおすすめ。
というのも、そもそもスマホは省電力設計ゆえ、常時起動させてもさほど電力を消費しないうえ、大きなディスプレイにサウンド機能、Wi-Fiなど、フォトフレームに欠かせない機能がひと通りそろっているからだ。

とはいえ、いくら性能的には十分といっても、初期状態のスマホをそのままフォトフレーム化するのは難しいし、できたとしても使い勝手は良くはない。
スマホをフォトフレームとして無理なく使うには、基本的には、なんらかのアプリを利用したほうが断然におすすめだ。

フォトフレーム化が可能なアプリはいくつかあるが、イチ推しはAndroid向けアプリの「Fotoo - Digital Photo Frame Photo Slideshow Player」だ。

画像: 不要なスマホを「Footo」でフォトフレーム化する

無料アプリながら、時刻表示や天気予報のほか、クラウドストレージからの読み込みにも対応するなど、機能面も極めて充実。海外アプリのため、残念ながらインターフェイスは日本語に非対応だが、その点は心配不要。これから解説する手順に沿って、アプリの導入や設定を進めていけば、誰でも手持ちのスマホを簡単にフォトフレーム化できるはずだ。

「Fotoo」をインストールして初期設定をする 

まず下記リンクからアプリをインストールしよう。

「Fotoo」のインストールはこちらから

アプリが起動したら画面をタップ。

写真の読み込み先を選択。本体ストレージやマイクロSDカードのほか、DoropboxやGoogleドライブなどのクラウドストレージも利用できる。

ここでは「Gallery」をタップして、本体ストレージとマイクロSDカードを読み込み先として選択しよう。なお、クラウドストレージの設定方法は後のパートで紹介する。

画像1: 「Fotoo」をインストールして初期設定をする

「許可」をタップして、端末内の写真、メディア、ファイルへのアクセス権限を付与。

フォルダー一覧が表示されたら、読み込み先のフォルダーをタップで選択する。端末によって異なるが、スマホ写真の保存先フォルダーは「DCIM」や「CAMERA」となっている場合が多い。

フォルダーの選択が完了したら、画面右下の「COMPLETE」をタップ。

画像2: 「Fotoo」をインストールして初期設定をする

フォトフレーム機能が起動して、スライドショーが再生される。

画像3: 「Fotoo」をインストールして初期設定をする

この際、画面をタップすると、初回起動時に限り、基本操作のチュートリアルが表示される。
内容は下記のとおりだ。

タップオプションメニューの表示
ロングタップ再生コントロールの起動
左スワイプ次の写真
右スワイプ前の写真

初期設定のままでもスライドショーは表示されるが、さらに使い勝手を上げるには自分好みに設定をカスタマイズしたほうがいい。次のパートでは、設定の変更方法を詳しく紹介する。

設定を変更してフォトフレームをカスタマイズ

Fotooは初期設定のままだと、指定したフォルダーの写真をスライドショーで表示するだけと少々味気ない。

しかし、設定を少し変更するだけで、画面に日付や時計、天気予報を表示したり、スライドショーのエフェクトを変更したりなど、自分好みのフォトフレームへと自由自在にカスタマイズ可能だ。

設定の表示方法は、まず画面をタップしてオプションメニューを起動。次に画面の「SETTINGS」をタップする。

画像: 設定を変更してフォトフレームをカスタマイズ

設定画面は海外アプリのため英語表記となるが、いずれも中学英語程度の知識があれば理解できる内容でさほど難しくはない。

もちろん、自分で片っ端から設定を変更してみてもいいが、ビギナーの場合は操作にやや不安があるかもしれない。そこで、特にオススメの設定をいくつか紹介するので、興味があるものから試してみるといいだろう。

表示間隔の変更 

「SETTINGS」→「Display Time」では、写真の表示時間を指定可能だ。Display Timeを開いたら、メニューから希望の時間間隔を選択して「DONE」をタップしよう。

画像: 表示間隔の変更

写真の表示エフェクトの変更 

「SETTINGS」→「Display Effect」では、パンやズームなど、写真を表示している際のエフェクト効果を指定できる。Display Effectを開いて、メニューからエフェクト効果を選んだら最後に「DONE」をタップ。なお、メニュー最下段にある「Animation Speed」のゲージを調節することで、エフェクトの動作スピードを変更することも可能だ。

画像1: 写真の表示エフェクトの変更
画像2: 写真の表示エフェクトの変更

写真切り替え時のエフェクトを変更 

「SETTINGS」→「Transition Effect」では、フェードやフラッシュなど、写真切り替え時のエフェクト効果を変更できる。Transition Effectを開いたら、左右のフリックで利用可能なエフェクトを確認。希望のエフェクト効果が決まったらタップして適用しよう。あとは画面下の「DONE」をタップすればOKだ。

画像1: 写真切り替え時のエフェクトを変更
画像2: 写真切り替え時のエフェクトを変更

フォトフレームに日付や時刻、天気予報を表示させる

「SETTINGS」→「Decorations」では、日付や時刻など、フォトフレーム画面に表示する項目を設定可能だ。

画像1: フォトフレームに日付や時刻、天気予報を表示させる

Decorationsを開いたら、「Date,Time and Weather」をタップして開く。

画像2: フォトフレームに日付や時刻、天気予報を表示させる

「Enable」をタップしてオンにする。この時点で日付と時刻表示が有効となる。

画像3: フォトフレームに日付や時刻、天気予報を表示させる

加えて、天気予報を表示するには「Customize」をタップ。

画像4: フォトフレームに日付や時刻、天気予報を表示させる

ポップアップメニューの「Weather」をタップして開いて、さらに「Celsius(℃)」をタップしてオンにする。

画像5: フォトフレームに日付や時刻、天気予報を表示させる

「許可」をタップして位置情報の権限を付与する。

画面下の「Done」をタップ。

画像6: フォトフレームに日付や時刻、天気予報を表示させる

設定画面を閉じてスライドショー画面に戻り、日付と時刻、天気予報が表示されているか確認しよう。

起動スケジュールを設定する 

「SETTINGS」→「Schedule」では、フォトフレームの起動開始と終了時刻を設定可能だ。うまくスケジュールを組めば、不在時はフォトフレームをオフにしておき、在宅時間のみフォトフレームを起動しておくような使い方もできる。

画像1: 起動スケジュールを設定する

起動スケジュールを作成するには、まずScheduleを開いて、画面右下の「+」をタップ。

起動時刻の設定は「Set Start Schedule」から行える。タップして開こう。

フォトフレームを起動する時刻を設定する。なお、「Repeat」からは曜日の設定ができるほか、「Only When charging」をオンにすると充電中のみ自動起動を有効にすることができる。

同様の手順で終了時刻を設定する。設定が終わったら画面右上の「Save」をタップ。

画像2: 起動スケジュールを設定する

作成したスケジュールを有効にするには、スケジュール欄右端にあるスイッチをオンにすればOKだ。

クラウドストレージからの写真読み込みにも対応

Fotooでは、本体ストレージに加えて、クラウドストレージの写真も読み込める。フォトフレームで使用する写真を本体ストレージにいちいち保存するのが面倒なら、クラウドストレージを利用すれば手間が省けるはずだ。

ただし、クラウドストレージから写真を読み込むには、インターネット環境が必要となる。古いスマホの場合は、すでに回線契約は解約しているだろうから、自宅のWi-Fiを利用するのがベストだ。

写真の読み込み先にクラウドストレージを指定する 

まず、スマホのWi-Fiを接続した上で、フォトフレーム画面をタップしてオプションメニューを表示。次に、使用するストレージを「Dropbox・Google Drive・Google Photos・OneDrive」のいずれかから選択する。

ここでは、Androidスマホで利用者の多い「Google Photos(Googleフォト)」の設定方法を解説していく。「Google Photos」をタップして次に進もう。

「Connect to Google Photos」をタップ。

自分のGoogleアカウントをタップして選択する。なお、「別のアカウントを使用」からは他のアカウントも設定可能だ。

リクエスト画面が表示されたら、画面右下の「許可」をタップ。

正常にアカウントが登録されると、画面に「Linking Google Photos」と表示される。続いて、画面右下の「NEXT」をタップ。

画像1: 写真の読み込み先にクラウドストレージを指定する

フォトフレームで使用する写真を設定する。Googleフォトでは「アルバム」と「共有アルバム」の2種類を利用可能。ここではアルバムの設定方法を解説していくので、「My Albums」をタップして開こう。

フォトフレームで使用するアルバムをタップして選択する。選択し終わったら、画面右下の「COMPLETE」をタップする。

画像2: 写真の読み込み先にクラウドストレージを指定する

クラウドストレージの設定が完了すると、オプションメニュー画面にいったん戻る。
これでクラウドストレージの写真がフォトフレーム画面に表示されるようになるが、読み込み先をクラウドストレージだけにしたい場合は、本体ストレージの登録を解除する必要がある。

本体ストレージを解除する場合は、オプションメニューの「Gallery」をタップし、続いてポップアップメニューから「Disable」を選んでタップする。

本体ストレージが読み込み先として正しく解除されている場合は、オプションメニューの「Gallery」アイコンがグレーになっているはずだ。

フォトフレーム画面に戻って、Googleフォトのアルバムが表示されているか確認しよう。

画像3: 写真の読み込み先にクラウドストレージを指定する

まとめ

今回は古いスマホの再利用方法として、アプリを使ったフォトフレーム化を紹介した。無料アプリの「Fotoo」と古いスマホの組み合わせだけで実現できるので、余計な出費が掛からないのがうれしいところだ。
なお、Fotooは無料でも十分過ぎるほどの多機能だが、有料のプレミアムモードなら、さらに多彩なエフェクト効果を利用可能んあほか、スライドショー再生中にBGMを鳴らせるなど、ますますフォトフレームとしての使い勝手がアップする。プレミアムモードの料金は数百円程度なので、気に入った人は課金してみるのもいいだろう。

◆篠原義夫(フリーライター)
パソコン雑誌や家電情報誌の編集スタッフを経て、フリーライターとして独立。専門分野はパソコンやスマホ、タブレットなどのデジタル家電が中心で、初心者にも分かりやすい記事をモットーに執筆活動を展開中。

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