本機は、クラシックカメラ然とした外見のハイアマチュア向けモデルだ。ISO感度やシャッタースピード、露出補正などの操作をメカニカルなダイヤルで行えるのが持ち味だが、グリップ前後の電子ダイヤルを使えば、今ふうの操作にも対応できる。バリアングル式モニターが採用されたのも新しい点だ。

暗いシーンでの手持ち撮影でも画面が安定

ミラーレス
APS-C

富士フイルム
X-T4
●実売価格例:22万4950円(ボディ)
●サイズ・重量/幅134.6㎜×高さ92.8㎜×奥行き63.8㎜・607g

画像: 暗いシーンでの手持ち撮影でも画面が安定
画像: メカっぽいダイヤルを多用した、ほかにはない操作系が大きな見どころ。古いフィルムカメラが好きな人にはなじみやすいだろう。

メカっぽいダイヤルを多用した、ほかにはない操作系が大きな見どころ。古いフィルムカメラが好きな人にはなじみやすいだろう。

画像: 液晶モニターは先代のX-T3(3方向チルト式)からバリアングル式に変更。再生と消去ボタンは左手側という操作レイアウトだ。

液晶モニターは先代のX-T3(3方向チルト式)からバリアングル式に変更。再生と消去ボタンは左手側という操作レイアウトだ。

レンズマウント有効画素数
富士フイルムX2610万
AF測距点最高感度
117点ISO 5万1200
最高連写速度撮影可能枚数
20コマ/秒600枚

シリーズ初のボディ内手ブレ補正搭載機。フィルムメーカーならではの発色も魅力

クラシックカメラ然とした外見のハイアマチュア向けモデル。ISO感度やシャッタースピード、露出補正などの操作をメカニカルなダイヤルで行えるのが持ち味だが、グリップ前後の電子ダイヤルを使えば、今ふうの操作にも対応できる。バリアングル式モニターが採用されたのも新しい点だ。

Tシリーズでは初めてボディ内手ブレ補正を採用。効果は最大6.5段と高く、暗いシーンでの手持ち撮影でも、画面がしっかり安定した状態で撮影できた。

実写は、キットレンズの16〜80ミリで行った。広角端の絞り開放ではやや甘さもあるが、それ以外はキレのいい良好な描写だ。発色は誇張の少ない自然なタイプで、落ち着いた印象に仕上がった。高感度もまずまずのレベルだ。

AFは、117点のハイブリッドでスピードも十分に速く、人物の顔や目へのピント合わせも快適だ。連写最高速は、フル画素で20コマ/秒。79枚まで連続で撮れる。一般的なスポーツ系の撮影なら十分なスペックといえる。

交換レンズは明るい単焦点レンズが多く、どちらかというとマニア向けという印象。こだわって選ぶとそれなりにお金はかかるが、フルサイズ機と比べればリーズナブルに楽しめる範囲だと思う。

■可動式のモニターと手ブレ補正でローアングル撮影もしやすい

画像: 可動式のモニターと手ブレ補正に頼って、排水溝に落ちていた松ぼっくりに寄ってみた。渋さと深みのある発色がいい。

可動式のモニターと手ブレ補正に頼って、排水溝に落ちていた松ぼっくりに寄ってみた。渋さと深みのある発色がいい。

■採点表

基本画質高感度画質
★★★★ ★★★★ 
AF・連写ボディの作り
★★★★ ★★★★ 
先進機能レンズラインアップ
★★★★★★★★★ 
※満点は5個

■こんな人におすすめ!
モノにこだわるカメラ好き、写真好きにはぜひ手に取ってほしい一台。フィルムメーカーならではの発色は、風景やポートレート、スナップなどにも好適だ。

※価格は記事作成時のものです。

■解説/北村智史(カメラライター)

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