Q
85歳の高齢者ですが、スマホ、タブレット、パソコンなどを使っています。私が突然、天国に引っ越すことになったら、作成したホームページやブログ、ネットストレージにあるデータ(写真など)は、どうなるのでしょうか? 最近、そんな心配をしています。若い人には理解できないかな? (S・Oさん 埼玉県 85歳)

A
これは、福多利夫さんに聞きましょう。これって、最近話題の「デジタル終活」ってやつですね。

福多
はい。まず、デジタル終活の対象には「遺族に知られたくないもの」と「知っておいてほしいもの」という、大きく二つのパターンがあります。

「知られたくないもの」は、若いころの火遊びの証拠とか、人に見せたくない個人的な趣味・嗜好のコンテンツなどです。

一方、「知っておいてほしいもの」は、ネット銀行やFX、株といった財テク系の口座の存在、家族の写真や動画、ブログやSNSの存在などです。

S・Oさんが気になさっているのは、後者の「知っておいてほしいもの」だと思います。

いずれにしても、デジタル終活の定番ツールとして、Googleの「アカウント無効化管理ツール」を使うといいでしょう。

これは、任意に設定した期間(月単位)、Googleを利用しなかった場合、自分のアカウントを削除したり、事前に登録した信頼のおける人にデータを渡すことができる仕組みです。

例えば、信頼のおける人としてご子息を指定し、Googleドライブのアクセス権を託して、そこにブログやネットストレージの管理に必要なアカウント情報などを記しておくといいでしょう。

もし、残したくないものがあるなら、もう一つGoogleアカウントを取得して、そちらのほうに残したくない情報を集約しておき、そのときがきたら自動的に削除するよう、同ツールで設定しておけばいいのです。

──お金関連の情報は、ちょっと緊張しますね。

福多
FXや株で信用取引がある場合、手続きが遅れると負債が発生するおそれがあります。こういう情報だけは、預金通帳に「いつもの手帳を見ろ」的なメモを挟むとかして、そのときがきたら、すぐにわかってもらえるようにしておきたいです。

──メモに直接情報を書くと危ないから、家族ならわかるようなヒントを書くわけですね。了解しました。ありがとうございました!

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